マスゴミ界のバベルの塔・ナベツネタワー(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=ENBV0oUjvs0
動画です。『FRYING DUTCHMAN humanERROR』ネットではすでに評判ですね。ああ、政治の言葉にこの歌くらいの力があったらなぁ…(_ _)
さて清武騒動とやらで巨人軍の内紛…というより読売グループのドン渡邉恒雄(ナベツネ)氏の専横が改めて世間の注目を集めています。
雪どけ水は野球には詳しくないので清武英利氏といわれても誰でどんな人だかサッパリ。しかしナベツネ氏が悪辣な人物であることくらいは告発以前から知ってました。
ナベツネ氏とはこういう人物です。成金根性剥き出しの恥ずかしい人物です(^^♪
(引用はじめ)
200数十億円のナベツネタワー建設に社内から“現実路線を”(NEWSポストセブン)
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/1127/sgk_111127_5284645028.html
プロ野球巨人軍のコーチ人事をめぐりナベツネこと渡辺恒雄・読売巨人軍取締役会長(読売新聞グループ本社会長兼主筆)を公然と批判した清武英利・読売巨人軍専務取締役球団代表が、11月18日、ついに解任された。この事件は巨人軍のみならず読売グループの中にも内紛の火種が存在することをうかがわせた。
グループの中核である読売新聞社では、昨年9月から東京・大手町の本社建て替え事業に着手し、地上33階(200メートル)の高層ビル建設を進めている。人呼んで「ナベツネタワー」の総事業費は「200数十億円」(同社関係者)とされるビッグプロジェクトだ。
渡辺氏が昨年4月の同社入社式でぶった大演説が、鼻息の荒さを伝える。
「今や不滅の読売を象徴する超高層新社屋をこの大手町に建設することは、私の生涯の最後の使命である。このデフレによる営業収入減の中で無謀ではないか、との批判も出るかもしれないが、わが社の資産力、経営力からしてもいささかの不安もない」
こういい放つが、同社の不動産開発は東京だけではない。大阪では関西電力と共同で豊中市の「よみうり文化センター」を54階建てのマンションや複合施設に建て替える計画があり、総事業費は「300億円は下らない」(関西のデベロッパー)と見られている。
だが、本当に「いささかの不安もない」かは疑問視されている。新聞、出版不況はいまだ続いており、読売とて例外ではない。
読売新聞の広告収入は9年前(2002年3月期)の約1507億円から、2011年3月期は約801億円に半減している。渡辺氏が販売店の総会(今年7月)で明らかにした数字だ。
部数の落ち込みは業界全体の問題ではあるが、日本ABC協会の調査では、読売の販売部数は今年に入って1000万部を割り、さらに、「3月の東日本大震災後に10数万部減った」(同社中堅)と苦境にある。
巨人戦の観客動員減がそれに追い討ちをかける。今季の主催試合の入場者数は約272万人で昨年より24万人もダウンした。かつてプラチナチケットとして新聞拡販の切り札となった「巨人戦」は、今やダフ屋が投げ売りしている状態だ。
放送ジャーナリストの金沢誠氏が語る。
「読売グループ本社の決算(2011年3月期)を見ると、“帝国”の実情はかなり厳しいことがうかがえます。営業損益は1億800万円の赤字だが、関連会社の日本テレビが過去最高益を出し、日テレ株の配当金が入って最終損益が黒字になっている。本業が苦しいのに本社ビル建設で巨額の投資が必要な本社を、関連会社の日テレが救済した格好です」
大手信用調査機関の調べでも、読売グループの連結ベースの売上高は毎年100億円ペースで減り続けている。「巨大ビル」「買収と拡大」「何が何でも1000万部」というナベツネ路線は経営の常識からして危険であり、現場から「現実路線を」という声が出たことこそ当然だろう。
「(今年6月に)渡辺方針に背いて更迭された内山斉・前社長ら4人組にかわって抜擢されたのが、白石興二郎・現グループ本社社長ら新側近衆ですが、実は、清武氏はその中心人物の1人だった。それだけに、新側近から早くも造反者が出たことは、渡辺主筆にとってもショックが大きかったようです」(読売グループ会社の元経営幹部)
(引用ここまで)
今の日本で二百数十億円かけた本社ビルの建て替え事業とは豪儀ですな。あまりこういう言い方はしたくありませんが「空気読めよ」。
震災・原発過で多くの人が苦しんでいる最中です。社会の公器でしょ、新聞って(--〆)
しかし確かにすごい鼻息ですな。「今や不滅の読売」と来たものです。ツッコミをする気力が失せ果てました(@_@;)
ナベツネさまの仰ることには「いささかの不安もない」そうですが「生涯の最後の使命」という辺りにはさすがに衰えの影が感じられます。
しかし、ナベツネってどうしようもない人だと思うのは、仮にも言論機関である新聞社が不動産事業に手を突っ込んで、しかもそれを「使命」とまで言ってしまうこと。
新聞社にとって不動産業はあくまで副業です。本業と副業がナベツネさまの頭の中で入れ替わってしまったのです。
まして言論機関がマネーゲームに関わりの深い業種に手を出すことは、痛くもない腹を探られることに繋がります。情報操作で価格を吊り上げてるんじゃないか…なんて風に。
呆れたのは大阪で関西電力と共同で不動産開発に力を注いでいるという話。これじゃ電力会社の批判なんて出来ないわけだ。実際、読売新聞の原発推進姿勢は群を抜いています。
と、いうか、関西電力も関西電力です。何で電力会社が不動産業に手を出すのか?まずそこからして意味が分からない(-_-メ)
自分に逆らった前社長らを放逐し、新たに側近を社長に任命しても、またその側近に裏切られた。ナベツネ氏の居座りによる老害は明らかです。
だいたい「『巨大ビル』『買収と拡大』『何が何でも1000万部』というナベツネ路線」が時代錯誤。ナベツネ路線とはまさにこの通りだと思いますが、新聞社本来の使命とは無関係。
読売グループは最早ナベツネ氏個人の駒と化しているようですな(;一_一)
迷惑なのは購読者です。マトモな新聞かと思って読んでいたのに、実際は社主の個人的な思惑の副産物に過ぎないものを読んでいたのですから。マトモな読者ほど怒るでしょう。
「現場から『現実路線を』という声が出たことこそ当然」という辺りが微かな救いです。これだって所詮は経営上の不満ですが、まあないよりはマシですよ(^^♪
清武球団代表の造反も根底にあるのはこの不満でしょう。未だに右肩上がりの幻想が忘れられないナベツネ氏は、財界筋からも愛想を尽かされかけている様子です。
さて、今後ナベツネ氏はどう出るつもりでしょうか?仮に清武氏を上手く切ったところで、この騒動でドンの威光も地に落ちました。もはや裸の王様であることは明らか。
アメリカ受けもネオコンのナベツネ氏よりネオリベのフジテレビ・日枝久氏の方が良い様子。ドンの落日もそう遠いことではないでしょう(-_-メ)
読売が 投げ売りされる ダフ屋かな
ポカポンだったかポダムだったか。
お粗末さまでした(^o^)
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ハシズムは子どもを殺す

もうすぐ大阪府知事選・大阪市長選のダブル選挙の投票ですね(^^♪
大阪を沈めるハシズムが、いよいよ大阪全域を支配するのか、それとも府民の良識によって倒されるのか…新潟人の雪どけ水にとっても興味深いところはあります。
大阪ほど急進的ではないといえ、新潟にも新潟市と新潟県が合併する「新潟州」構想があります。大阪の行方は新潟県政にも影響を与えずにはいられません(^_^;)
ハシズムの神髄が何かといえば、弱肉強食を徹底させることで弱者の淘汰を測り、強者だけで作られた社会を実現すること。
ハシズムはいわば一種のユートピア思想です。いや、ディストピアといった方が近いかもしれませんが…(*_*)
それを端的に実行するための手段が「教育」です。橋本さんは実は経済が苦手な人。弁護士・タレントと実生活から遠いところでキャリアを積んだ人ですから経済は無知に近い。
だから教育です。橋下さん自身が教育でのし上がった人だから、そこに民衆向けの説得力が見い出せるはず。
ではハシズムの教育とはどのようなものか。分かりやすくまとまったTweetがあるから御紹介(^^♪
↓↓↓
masaki tomita(@stayfoolish_me)on Twitter
http://twitter.com/#!/stayfoolish_me
http://twitter.com/#!/stayfoolish_me/status/139839996197736448
橋下元大阪府知事の政策で、大阪で約2000名の中学3年生が進路を失った件について。
11月25日
↓↓
http://twitter.com/#!/stayfoolish_me/status/139841039124021249
大阪では毎年7:3の割合で公立と私立が分担して高校生を受け入れる体制になっていたが、橋下元知事は「そんな枠組みは壊してしまえ、競争原理を導入せよ」とこれをぶち壊した。
11月25日
↓↓
http://twitter.com/#!/stayfoolish_me/status/139842114212216833
彼は、私学など要らないし、独自の建学の精神など必要ないと考え、公立私立関係なく生徒を確保するよう競争させようとした。この辺りまでは止むを得ないと思う人もいただろう。
11月25日
↓↓
http://twitter.com/#!/stayfoolish_me/status/139842508153831424
しかし彼は更に、「3年連続で定員割れした府立の高校は(つまり競争に負けた高校は)廃校にする」とまで言ってしまった。
11月25日
↓↓
http://twitter.com/#!/stayfoolish_me/status/139843124175454208
そのため府内の高校は定員割れする事を恐れて、定員そのものを減らし始めた。その結果約3000人〈※引用者注:『2000人』の誤り〉の生徒の行くべき高校が無くなってしまったということ。
11月25日
↓↓
http://twitter.com/#!/stayfoolish_me/status/139843894878814208
橋下元知事は当初から「ダメな教師も、ダメな生徒も退場してもらう」と言い切っていたが、今回のような約3000名〈※〉の中3生たちは、「退場すべき生徒」だったのか。
11月25日
↓↓
http://twitter.com/#!/stayfoolish_me/status/139844528067723265
と文句を言われる頃には、彼はもう府知事を人気途中で放り出して、市長選に血道を上げている。3000人〈※〉の中3生たちの人生はどうなる?
11月25日
各高校に生徒獲得競争をさせて、負けた学校を廃校する。廃校されたくないから高校は定員を絞る。結果2000人の高校進学希望者の進路が宙に浮いてしまった。
ハプニングというより最初からそのつもり。高校の数を絞って進学希望者に競争を強いる。
競争を強いてどうなるか…は、さっき説明しました。強い高校生を作る。そうなるかどうかはさておき、競争させることこそが橋下府政の存在意義ですから(^_^;)
一つ言っておけば、こんなバカな政策(思想?)が通用するわけはない。そのこと先に言っておきます(-_-)
競争すれば確かに強い個人は作れます。しかし競争によって共同体は分断されます。人と人のつながりや絆が分断された共同体は、社会としては弱体化します。
個人が幾ら強くなっても、それを超えるスピードで社会全体が弱体化したら、総体的にはマイナスです。事実、橋下府政下で大阪は強くなりましたか?そんな実例ないでしょ(^^♪
哀れ橋下徹とその支持者が夢見るハシズムは、いずれ失敗し捨てられるだけの運命。それはハッキリしています。人間にユートピアが実現できるわけがない。それは神の領域です。
ま、この辺りに深入りしようとはあえて思いません。思想は自由です。では元に戻って、教育現場にここまで競争原理を持ち込んで、政治的に許されるのでしょうか…。
結論から行けばダメでしょう。橋下府政が教育に持ち込んだ「競争」とは、実は「学力競争」ではありません。
「学力競争」なら、仮に煽りたてたとしてもまあ許容範囲だと認める人が多いと思います。しかし橋下府政が導入した「競争」はそれとはまったく異質。
橋下府政は、教育現場に「生存競争」を導入したのです。ここは勘違いしてはいけないところ。
厳しい偏差値教育で生徒間の競争を煽りたてればそれは「学力競争」です。しかし橋下府政はそこに加えて足切りの概念を導入したのです。
一定以上の成績を収められなかった生徒には事実上の「生存権の剥奪」をする。これが橋下府政…というかハシズムの恐怖。
当世、中卒と高卒では卒業後の進路に天と地の差があること、悲しきことに現実です。もちろん橋下府政は格差の是正に何ら力を注いでいません。
その上で2000人からの進学希望者から進路を奪う。これが生存権の剥奪でなければ何なのでしょうか。
繰り返しますがハシズムとはそういう思想です。弱者が生きることを欲してはいない。強者だけが生き残って欲しい。強者だけが生活する社会を作りたい…。
そのためには全体の学力が上がるような教育では却って困る。そういうことです(@_@;)
考えてみれば橋下さんも哀れなものですな。こういう思想に取りつかれる人は、本当は孤独なんだと思います。誰か彼にI LOVE YOUと言って抱きしめてあげて下さい(T_T)
この件についてもう少し詳しくまとめてあるブログはコチラ。ぜひ読んで下さい。
↓↓↓
松井・橋下・大阪維新の会の教育「改革」で15歳の春が泣く 来春大阪の中学卒業生2000人が高校に行けない(Everyone says I love you !)
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/65abef17b33348a629d61a1e7dde5f4d
ハシズムや 子ども笑わず 鬼が哭く
高校くらい普通に行かせてやれよ。小さいなぁ。
お粗末さまでした(^o^)
毒(放射能)を食らわばTPPまで

目くそ鼻くそを笑うとはこのことか。TPPは非関税障壁も議題になり、場合によっては「派遣法」も問題になりかねないのにこの呑気振り。
声を上げたなんて評価できる場面では決してない。連合は「男性正社員のみを対象とする独立系ユニオン」に成り下がったのではないだろか。
それでもまあ、いちおう言うだけは言った。目くそ鼻くそでも比べれば目くその方がきれいです。その程度には評価出来ます(--〆)
(引用はじめ)
連合がTPPで政府に説明責任求める(産経新聞)
http://news.biglobe.ne.jp/topics/domestic/1114/74288.html?TB
民主党の最大の支持団体である連合の南雲弘行事務局長は14日、野田佳彦首相が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加に向け関係国との協議に入ると表明したことを「判断は是としたい」と評価する一方、政府に説明責任を果たすよう求める談話を発表した。談話は「TPPに関する説明不足が国民各層から指摘されており、各分野における懸念も払拭されていない」と指摘し、情報開示を強く求めた。
(引用ここまで)
説明されれば納得するのかよ…と毒づきたくもなりますが、民主党にとっては最大の支持母体からの意見表明です。野田政権にとっては足元から揺さぶられた(^_^;)
逆に言えばTPPへの参加自体は諒とする連合にとってさえ野田政権の姿勢が懸念に値するものと思われたということになりましょう。
野田首相は国会でさえも意見を曖昧にして、海外に入って初めて自分の意向を明らかにしたのですから…。
国権の最高機関である国会をないがしろにしたこの姿勢は、野田政権の政治姿勢を端的に象徴するものとなりました(ーー゛)
↓↓↓
onodekita(@onodekita)on Twitter
http://twitter.com/#!/onodekita/status/136030616939528192
今の状況を許すならば、首相が「戦争する」と「政治判断」すれば、戦争突入だな。
↓↓
http://twitter.com/#!/onodekita/status/136030836775591936
そうならないために、憲法を作り、法律を整備したのではないのか。今までの積み重ねは一体何だったのか。
↓↓
http://twitter.com/#!/onodekita/status/136032628322222080
「国益を考えて」「戦争を始める決意表明をした」「国内にいろいろな意見があることは承知している」「丁寧に説明していきたい」ふざけていると思うのは私だけか。
TPPのその先に戦争の影を見ているのです。こういう人は決して少なくはないと思う。連合だって戦争となればさすがに他人事ではないのでしょう。
そういえば話題のなったTweetにこんなものもありました(^^ゞ
↓↓↓
osakihiroko(@hiroloosaki)on Twitter
http://twitter.com/#!/hiroloosaki/status/135658206847451136
大事な事です何度でも言う、私79歳、戦争勃発は8歳、大本営発表を聞いて成長した我が世代。今も政府と東電の大本営発表を信じてる人達が居る。これからの日本を背負う人達には,本当の情報を知らせて欲しい。国が対処すべき。!東電に補償させるべき!大本営発表を信じるな。己の信じる道を歩め。
今くらい国民が危機に有る状態はないでしょう。そこで戦争と貧困に歯止めをかける憲法の存在が大事になってくるのです。
そうであればこそ国民に危機を押し付けたい政権側は、ますます憲法を目の敵にし、軽視するようなそぶりを見せてくるという話。
右翼と公安を使ったデモ潰しなんてのもこの動きの一環ですな。政権側も余裕がなくなってきていると言えそうです(^_^;)
↓↓↓
日本国憲法
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
国民を被曝させて恥じる姿勢のない政権は憲法25条を違反していると言っていいでしょう。その結果が国会無視のTPP推進というのは、まったくフザケタ話です(-_-メ)
国民を 守る気ND BKD
野豚をロープでぐるぐるにして鍋に放り込んでチャーシューにしてやりたい!!(▼皿▼#)
お粗末さまでした(^o^)
国会よりもアメリカが大事(TPPで騙し打ち)

世論調査をしても「わからない」が大多数を占めるTPP。国会は大多数の野党が反対。与党民主党でさえ賛成派と反対派で党内が二分されています。
賛成しているのは新聞、それも地方紙は反対か慎重かが大部分で、積極的なのは全国紙だけかもしれません。
ネットも反対意見が大勢ではないでしょうか?この状態でTPPに参加することに何の意義があるのかなぁ…(*_*)
(引用はじめ)
野田首相、TPP交渉参加方針を正式表明(読売新聞)
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1111/ym_111111_5058597477.html
野田首相は11日夜、首相官邸で記者会見し、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加する方針を正式に表明した。
首相は「あすから参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)で交渉参加に向けて関係国との協議に入ることにした」と述べた。
交渉参加に入る理由として、首相は「貿易立国として繁栄を築き上げてきた我が国が豊かさを次世代に引き継ぐためには、アジア太平洋地域の成長力を取り入れていかなければならない」と述べた。
首相はまた、「世界に誇る日本の医療制度、日本の伝統文化、美しい農村、そうしたものは断固として守り抜く」と述べ、交渉参加に慎重な党内の声や関係団体へ理解を求めた。
(引用ここまで)
恐ろしいのは野田政権が国会で一度もTPPに対する意思表示をしたことがないこと。何とこの記者会見で初めて参加への意思を正式表明したのです(-_-メ)
その直前の国会審議で、野党議員が何度も総理にTPPへの意思表示をするように迫ったのに、総理はのらりくらりと(ドジョウだけに?)逃れ続けました。
特に最後の質問者であった福島瑞穂・社民党党首は舌鋒鋭く「どこの国の総理なのか」とまで質問して攻め立てたのに、まったく何の意思表示も無し。
驚くのは、どちらかといえばTPP賛成派と見なされる舛添要一元厚労相に対してまで質問をはぐらかしたことです(-_-メ)
それなのに直後の記者会見で事実上の参加表明。記者サマは国会議員よりも偉いのでしょうか?
国会では厳しい質問が飛ぶけど、記者会見なら甘口の評価しか聞かれないから良いと総理が判断したのなら新聞の価値も堕ちたものだと思います(-_-)
当然この人は怒っています。怒りのTweetをどうぞ。
↓↓↓
福島みずほ(@mizuhofukushima)on Twitter
http://twitter.com/#!/mizuhofukushima/status/134904387368779776
総理が今日、国会の予算委員会でTPP参加表明をせず、夜9時に記者会見をし、ハワイで参加表明をするのはあまりに国会軽視。なぜ国会で言わない。そして、国会では一切態度を明らかにせず、なぜ外国で表明できるのか。
↓↓
http://twitter.com/#!/mizuhofukushima/status/134933811225042944
総理の記者会見は夜8 時から。多くの人の反対を押しきって、国内で説明をせずになぜ参加表明か。外務省のいいなりなのか。なぜ今小泉構造改革をやろうとするのか。
仮にも友党の党首にこうまで怒るのは、自身のメンツもさることながら、これが憲法にもかかわるような重大な問題だからです。
憲法は社民党の存在意義にもかかわる大事な問題です。日本国憲法ではこう定められています。
↓↓↓
第4章 国 会(日本国憲法)
第41条 国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。
「国権の最高機関」である国会で賛否を明らかにしないまま物事を決定されたら国民は行政をチェックできません。それは国民主権を揺るがす暴挙なのです(-_-メ)
これを問題にしない記者たちも記者たちです。特権におぼれ自分たちも国民の一人だということを忘れてしまっているのでしょう…。
暴挙を重ね、首尾よく(?)事実上のTPP参加を決めた野田総理。その後は何をしていたのでしょうか。実はちょっと驚くべきニュースが飛び込んできました(@_@;)
↓↓↓
孫崎 享(@magosaki_ukeru)on Twitter
http://twitter.com/#!/magosaki_ukeru/status/134965847037980673
日米関係:未確認情報(電話が入ったので、そのまま伝達する段階です) キッシンジャー8時45分野田首相と会う。本当ならこの圧力のかけよう一体何だ。前にペリー元米国防長官、ハムレ米戦略研究所所長、シーファー前駐日大使、アーミテージ元国務副長官。
朝日新聞官邸クラブ(@asahi_kantei)on Twitter
http://twitter.com/#!/asahi_kantei/status/134915691118735360
総理番さわ) 政府民主三役会議はわずか20分で終了。樽床幹事長代行は中身について、「総理の会見を聞いて下さい」の一点張りでした。その後、キッシンジャー元米国務長官が突然、総理宛てに官邸を訪れ、驚きました。
元国務長官のヘンリー・キッシンジャーといえば、日本では故佐藤栄作氏が首相の頃から第一線で活躍してきた大物中の大物。それが何をしに日本までやってきたのか…。
TPPなど序章に過ぎないような国際秩序の大変革が迫っている予感。それはギリシアかイタリアか、はたまた中東のどこかの国か…。
何かが起こり始めている2011年11月11日ですが、総理の軽はずみなTPP参加が思わぬ引き金にならないことを強く願うばかりです(@_@;)
野田総理 豚でドジョウで 馬鹿なタカ
【昨日の訂正】「ただちに影響ありません」は今年の流行語大賞にノミネートされていました。ま、どっちでも良いんだけどさヽ(^o^)丿
お粗末さまでした(^o^)
ネオコンの愛国心なんてこんなもの(=TPP)

TPPを巡る議論はますます白熱してきました。このブログでもTPPは何回か扱ってきました。
その趣旨はTPPの真の目的は経済にはなく、むしろ中国包囲網の形成を目指した危険な軍事優先主義の政策だということ(-_-メ)
それを裏付けるように平成の妖怪がまたまた跋扈してまいりました。妖怪もしくは風見鶏、どちらにしてもまともなアダ名ではありません。
(引用はじめ)
世界平和研、TPP交渉参加表明を求める提言(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111108-00001067-yom-bus_all
財団法人世界平和研究所(会長・中曽根元首相)は8日、環太平洋経済連携協定(TPP)について、「わが国の発展には経済連携を積極的に推進することが急務だ」と指摘し、政府に交渉参加の早期表明を求める提言を発表した。
提言では、TPP参加の利点について、〈1〉長期的には輸出競争力が向上し、輸入品価格の低下で消費者に利益をもたらす〈2〉海外投資を通じた生産基盤の強化と、対日投資の増大が期待できる――などの点を挙げた。政府に対し、早期の交渉参加で協定の具体的なルール作りに参加する機会を確保するよう求めた。
一方、交渉参加への国内の懸念を払拭するため、政府には農業再生策や農業予算確保の見通しを明確に示す必要があるとした。また、TPPに関する情報発信が不十分なことが「国民に混乱を招いている」とも指摘し、TPPを含む経済連携問題を統括する部署を政府部内に設置することも提案した。
(引用ここまで)
「世界平和研究所」という大げさな名前にまずビックリ。よくもまあこんな名前を付けるものです。含羞という言葉を知らないのでしょうか(@_@;)
日本における原発推進の張本人たる中曽根元首相がいけしゃあしゃあとTPPについて語るのも笑止です。謹慎するべき立場の人です、本来ならば。
このブログでは原発輸出とTPPの関連を何度か取り上げてきましたから、原発族の元締めがTPP推進をぶち上げてくれたのはある意味分かりやすくてありがたい(^_^)
ね、繋がっているんですよ。原発とTPPって。
世界平和研(爆)が掲げた賛成の理由もなかなかすごい。これでは逆効果しか生み出さないのではないのでしょうか。まだこんなことを言っているのね、推進派って(^_^;)
「長期的には輸出競争力が向上し、輸入品価格の低下で消費者に利益をもたらす」だそうです。この期に及んでまだ「価格破壊」ですか。
これ以上日本をデフレに落とし込んで何をするつもりでしょうか???(?_?)
ようするに国内産業を疲弊させ、その分を輸出関連企業の救済の救済に回すのですから露骨な大企業重視です。内需は置き去り。
良かれ悪しかれ中曽根元首相らしい政策案ですが、内需が置き去りになるということは地産地消型農業や医療が切り捨てになる可能性が大。輸出が絶対に出来ない分野ですから。
TPPが農業や医療の切り捨てに繋がるという一部の指摘は的中している可能性が高いでしょう(*_*)
「海外投資を通じた生産基盤の強化と、対日投資の増大が期待できる」これもヒドイ。この期に及んでまだ金融資本主義・強欲資本主義のシステムを継続するつもりです。
ウォールストリートの占拠も何のその。政治家の老人パワーはすごいですな。それを「老害」といいます。
つまりTPPとは日米の1%を占める富裕層が99%の低所得層を搾取するための条約。世界平和研(爆)の提言はそれを裏返しに証明してくれました。
これを無理矢理に推進しようとする野田政権の性格もこれでハッキリしたと言っていいでしょう(-_-メ)
TPP反対運動が燎原之火の如く広がったのも頷けます。全国の動きをすでに報道された分だけでも報告しておきましょう。
(引用はじめ)
TPP反対集会に6千人…国会議員も100人(読売新聞)
http://news.biglobe.ne.jp/economy/1108/ym_111108_0157611509.html
全国農業協同組合中央会(JA全中)などの生産者団体は8日、東京・両国国技館で環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加の反対集会を開いた。
JA全中によると、全国から約6000人が集まり、与野党の国会議員約100人も参加した。
JA全中の万歳章会長は、「政府は自らに都合の良い情報しか国民に開示していない」などと述べ、国への不満を改めて示した。加えて、公的保険が適用される保険医療と保険外を併用する「混合診療」が解禁されると、高所得者が高度の医療を受けられるといった格差が生じかねないと指摘した。
出席した日本医師会の羽生田俊副会長は、「TPP参加に対して強い懸念を持っている」と述べた。
山形でTPP参加阻止集会 不安、反対渦巻く(山形新聞)
http://yamagata-np.jp/news/201111/08/kj_2011110800224.php
「県民の生活を守れ」「日本の農業をつぶすな」-。環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加をめぐって政府の最終判断が迫る中、山形市の霞城公園で7日開かれたTPP交渉参加阻止の集会では、約3000人の参加者が声を張り上げた。
県内JAグループは昨年11月、今回同様TPPに反対する緊急集会を開いた。昨年は貿易自由化にさらされる農業の窮状を訴え、広く市民に理解を求めたが、今回は医療、経済団体も集会に名を連ねた。登壇した有海躬行県医師会長は「(TPP参加で)国民皆保険制度が崩壊する可能性がある。米国のスタンダードを押し付けるTPPには反対だ」と語気を強めた。服部智彦県薬剤師会長は「海外の薬品がどのような形で輸入されるか分からず不安」とこぼした。
経済団体では、県商工会連合会の伊藤俊夫専務理事が「関税撤廃で農業が衰退すれば食品関連業者にも影響が出る。日本の製造業を支えてきたのは、額に汗して働く農耕民族の理念」と語り、国内農業を守る立場を強調した。
参加者の多くが農業関係者。仲間とデモ行進の列に加わった寒河江市の渡辺宏さん(57)は「海外から大量に安価な農産物が入ってくれば、自分たち農家は太刀打ちできない」と肩を落とす。国際競争力を高めることで農業再生を図るべきだ-とする推進派の意見に水を向けると、30代の男性は「原発事故の影響で風評被害が広がる中、どうやって日本の農産物を海外に売っていくつもりか」と言い捨てた。
代々伝わるコメ農家で現在、酒田市内で約9ヘクタールの水田を耕作する金野賢さん(36)は「(TPPに)参加したらどうなるのかが見えてこない。国は前のめりになって交渉を進めようとしているみたいだ」。賛否の議論が出尽くしていない点を問題視する金野さんは「TPP参加が良いか悪いかの判断は別にして、このままの状態では反対」と話した。
阿部知事名で「TPP反対」 副知事、篠原氏に要請書 (信濃毎日新聞)
http://www.shinmai.co.jp/news/20111108/KT111107ATI090004000.html
和田恭良副知事は7日、環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加について、「あまりに拙速であり反対」とする阿部守一知事名の要請書を、国会内で民主党の陳情要請対応本部の篠原孝副本部長(衆院1区)に手渡した。
要請は冒頭を除いて非公開。要請書はTPPについて「国民的議論が行われているとは言い難い」と指摘し、交渉参加の可否は「農林水産業者や消費者など各層の意見を聞いた上で判断すること」と求めた。野田佳彦首相は10日にも交渉参加を表明する見通しで、和田副知事は要請後の取材に「政府の動きが急になっているが、国からは十分な説明がない」と述べた。
(引用ここまで)
「『原発事故の影響で風評被害が広がる中、どうやって日本の農産物を海外に売っていくつもりか』と言い捨てた」という山形県の30代の男性の声を受け止めてほしいと思います。あ、今のは中曽根さんに言ったんじゃないですよ(^O^)/
海外に 売る物あると 売国奴
清末の宦官よりひどい。
お粗末さまでした(^o^)