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空きカンは人事もできないww

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昨日の記事でも書いた菅直人第2次改造内閣ですが、フタを開けてみたら、もうシッチャカメッチャカ。まずはその顔触れをどうぞ(^_^;)

▽菅直人首相 ▽片山善博総務・地域主権相(留任、民間) ▽江田五月法相(新任、参院) ▽前原誠司外相(留任) ▽野田佳彦財務相(留任) ▽高木義明文部科学相(留任) ▽細川律夫厚生労働相(留任) ▽鹿野道彦農相(留任) ▽海江田万里経済産業相(ポスト変更) ▽大畠章宏国土交通相(ポスト変更) ▽松本龍環境・防災担当相(留任) ▽北沢俊美防衛相(参院、留任) ▽枝野幸男官房長官・沖縄北方担当相(新任) ▽中野寛成国家公安委員長・拉致担当・公務員改革担当相(新任) ▽自見庄三郎郵政・金融担当相(国民新党、留任) ▽与謝野馨経済財政・税と社会保障担当相(無所属、新任) ▽玄葉光一郎国家戦略・科学技術担当相(留任) ▽蓮舫行政刷新・消費者・食品安全担当相(参院、留任) ▽藤井裕久官房副長官(新任) ▽福山哲郎官房副長官(留任)

噂されていた辻元清美氏(元社民党)の一本釣りも、細野豪志氏(親小沢)の入閣もなし。新身のない留任ばかりの内閣になりました。
これは組閣にあたって相当数の固辞者が出たということでしょう。与謝野氏の入閣も含めて、無理のある組閣といえます(-_-メ)

まず第一番に江田五月法相です。前参院議長、議長経験者の入閣はきわめて稀です。1973年以来だとか。
議長経験者の入閣が少ないのは理由があります。国会は憲法で「国権の最高機関」として定められた唯一の機関。
ですから「国権の最高機関」たる権威を落とさないために、国会の長である議長の経験者は「格下」の内閣では役職に就かないことになっているのです。
第64代衆議院議長だった故・坂田道太氏など総理に擬されたのに固辞しました。それが議長経験者の見識なのです(^^♪
江田氏の法相就任は議会人からいい顔をされないことと思います。今の西岡武夫参議院議長は院の権威にうるさい人ですから、一波乱あるでしょう。

次に岡崎トミ子公安委員長が外されました。閣内で指導力も発揮せず、次の問責候補などと叩かれていた人ですが、畑違いの分野を担当させたのは菅総理自身です(ーー゛)
しかも後任が中野寛成氏。民社党系です。旧社会党系と旧民社党系の確執は民主党内では小沢VS反小沢よりも長い歴史があります。
それなのに社会党系のポストを減らして無造作に民社党系に譲り渡したのですから、トラブルの種になります。旧社会党系の輿石東参院会長へのアテツケでしょうが…さて(*_*)
ねじれ国会なのに参院議長と参院議員会長を怒らせてしまったのです。国会運営には苦労することになりそう。

あとは経産大臣に横滑りの海江田万里前経財相です。TPP慎重派だった前任者の代わりですから推進派なのでしょうが、TPP慎重派の多い小沢・鳩山グループの出身でもあります。
しかも新たに経財相に就任した与謝野馨氏とは犬猿の仲。この人事を見て、雪どけ水は一瞬「海江田氏は菅グループに寝返ったのか」と思いましたが、就任会見では怒りをあらわ。
この人事を「不条理」とまで評していました。これは菅総理に対する強烈な皮肉です。TPPを最重要政策課題に置いた内閣で、担当大臣が総理に怒りをぶつけているのです。
海江田氏の内閣に対する忠誠心は期待できないでしょう。想像ですが菅総理は別の人物(細野豪志氏?)を充てるつもりでいたのに、断られたのではないでしょうか。
それで時間がないままに海江田氏に横滑りを持ちかけたのだと思います。明らかに人事は失敗です(;一_一)
国交相に横滑りした大畠章宏前経産大臣も面白くはないでしょう。TPP慎重派だったのがとがめられて事実上の左遷。国交相も爆弾を抱えたポストです(@_@;)

全く意味が分からないのは藤井裕久官房副長官です。論評のしようもありません。
仙谷氏の代わりに影の総理になってもらう腹積もりなのでしょうか?菅総理の自信喪失だけは良く分かりました(^O^)/

結局は固辞・固辞・固辞で、いやいや留任でまとめたニセ改造内閣です。ともかく反小沢だけは貫いたのが唯一の功績でしょうか。
こんな内閣に付き合わされる国民は迷惑千万です。政治権力不在で文字通りの空きカン内閣になりそうですなぁ…(*_*)

固辞で事故(コジデジコ)

完・民主党内閣。
お粗末さまでした(^o^)
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テーマ : 民主党・菅直人政権 - ジャンル : 政治・経済