勝間はひどいが、香山もひどいぞ

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エコノミストの勝間和代氏と、精神科医の香山リカ氏は一応ライバルということになっていて対決対談みたいなことまでしています。
対決対談をしても、その内容を出版するのだから本質のところでは似通った部分があるということ。もちろん本の売り上げは二倍増(^^♪
世間向けには、勝間氏がヒール役を演じ香山氏が善玉を演じることが多いようです。香山リカはアンチが少ないのですね。ま、香山氏は見るからにお嬢様ですし…。
しかし本質的なところを見れば、二人とも典型的なネオリベ評論家です。
二人ともネオリベ社会を前提に「努力しましょう」というのが勝間氏。「あきらめましょう」というのが香山氏。
あきらめた人に対しては政府が救済を施すべきだと主張する辺りが勝間氏と違います。しかしあきらめさせる社会で良いのか…という問いは出されません。
したたか…というより知らないのでしょう。繰り返しますが医者の2世である香山リカはお嬢様です。世間のことは意外に知りません。学生からすぐ医者。後は大学教授で評論家。
良かれ悪しかれ勝間和代氏が、貧困スレスレの所をサバイバルしてきた図太さを持っているのとは違います(^_^)

(引用はじめ)
香山リカのココロの万華鏡:不安が判断力を奪う /東京(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20110329ddlk13070331000c.html
 地震や津波に加えて、原発の被害が拡大している。震災で家がなくなったわけではないのに、地元を離れて避難しなければならない人たちの無念さは、どれほどのものであろう。
 首都圏でも「乳児には水道水を飲ませないで」という呼びかけが行われ、多くの人が不安を感じている。診察室には早くも、「手を洗っても洗っても放射性物質がついている気がして」「水道水でいれたお茶を飲んだら吐き気がした」などと訴える人が訪れ始めている。「呼吸するだけで放射能に汚染されるのでは」と深い呼吸を控えているうちに、胸が苦しくなりパニック状態に陥った人もいた。
 おそらくそれらは“気のせい”なのだが、だからといって軽く考えることはできない。場合によっては、本当に体調に変化が生じ、仕事や生活に支障が出てくることもある。
 「こうなったらどうしよう」と悪いことを先取りして感じる「不安」は、私たちにとって最大の敵だ。気持ちを萎縮させ、冷静な判断ができなくなり、動きを止めたり衝動に走らせたりする。考えようによっては、実際に起きている困難以上に有害だともいえるのだ。
 先日、被災地の方と直接、話をする機会があった。「東京では水道水を怖れる人がミネラルウオーターの買い占めている」と話すと、「こっちは水道が復旧しただけで大喜びなのに」と言われた。
 たしかに、原発の状況は予断を許さず、今後、長期にわたって大気や土壌の汚染が続くことが懸念される。しかし、いま被災地を支えなければならない人たちまでが、不安からパニック状態に陥り、自分の生活を送ることさえできなくなる、というのは大きな問題だ。
 原発の問題は、これからも目を見張り、耳をすまして注意を続けたい。ただ、ひとつ、覚えておいてほしいことがある。それは、いったん「不安」にとりつかれると、それは雪だるま式に増大し続け、私たちから思考力や判断力を奪ってしまう可能性がある、ということだ。「私の感じている『不安』は、必要以上に膨れすぎてはいないか」と、常に自分に問いかけて冷静さを取り戻す必要がある。
 「水道水を飲んでよいかどうかという前に、その水がまだ出ないのだ」と言っている人たちも、いまだに被災地には大勢いる。そのことを心にとめながら、事態の推移を見守り、自分の態度を決めていきたい。

(引用ここまで)

「『水道水を飲んでよいかどうかという前に、その水がまだ出ないのだ』と言っている人たちも、いまだに被災地には大勢いる」という部分。ちょっと聞いていると正論に思えます。
しかしこんなバカな発言は無いでしょう。典型的な論旨のすり替えです。こんな理屈が成り立つのなら、世の中はもう何でもありです。
不謹慎かもしれませんが、自分よりもっと不幸な人がいるから我慢しろというのなら、香山氏は水の出ない被災者に「亡くなった人を思え」と説教することだってできます(-_-メ)
たとえば片手を失った人がいたとしても「両手を失った人がいるのに不満を言うな」と説教することもあるかもしれません。(この喩えを不快に思う方がいたら申し訳ありません)
震災とは離れますが、派遣切りに遭った人に、もっと厳しい境遇でも頑張っている人がいるんだから文句を言わずに次の働き先を探せ…と言えますか??
典型的な「上見て暮らすな下見て暮せ」の発想です。こういう考え方は被災者のことを思っているようで実は一番バカにしているのです(-_-メ)

東京電力原発事故に際して勝間和代氏は「津波の被害の方が大きいのに原発ばかり注目するのはおかしい」という趣旨の発言をして物議をかもしました。
しかし香山氏の発想も実はこれとよく似ていることに気づかされるでしょう。要するに、もっと不幸な人がいるのだから我慢しろということ。今のあなたは幸せなのだ…と。
精神科医が精神論を唱えるなんてシャレにもなりません。医者なら医者らしく、もうちょっと実用的なアドバイスができると思うんですけどね(;一_一)
「水道水を怖れる人」という言い回しもちょっと引っかかりました。現実に飲用制限が出たのですから「怖れる」という言い方はないでしょう。

ま、一般論で言えば買い占めはいけないことに違いありません。香山氏は言う相手を間違っているのかも。
香山氏が怒るべきなのは例えばこういう人だったのかもしれません(^^ゞ

(引用はじめ)
買い占めは…!?海老蔵・麻央夫妻は福岡で水大量購入(夕刊フジ)
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0331/fuji_110331_9360404377.html
 歌舞伎役者の市川海老蔵(33)と小林麻央(28)夫妻が、東日本大震災の余震や原発事故の影響を恐れて東京を離れた?という情報が梨園を駆け巡っていた。
 そこに、東京から1200キロも離れた福岡での目撃談を突き止めたのは31日発売の「女性セブン」。
 それによると、2人は福岡市内の大手百貨店で仲良さそうにウインドーショッピング。さらに、同市内のコンビニエンスストアで500ミリリットルのペットボトルの水を40~50本ぐらいを買い込み、東京へ宅急便で送り、さらにドラッグストアでも水を物色していた、というのだ。
 出産予定が7月に控えた麻央を気遣ってのことだろうが、ネット上では賛否さまざま。(略)

(BIGLOBEでこの記事についたコメント)
(怒)買占めはやめましょう。
(怒)今度は灰皿テキーラでなく水買い占めか、人間国宝様。
(呆)この夫婦って何だか自己中心的に見える!!
(驚)へーっ、そんな遠くで水購入して被災地へ送るんだ!すごいなー。
(怒)義援金の話は全然聞かないが、水買い占めてやがったかこの自己中
(呆)ここの夫婦に常識を求めても無駄だ。
(呆)気持ちは解かるが無駄な行為!
(無)灰皿ウォーターにするつもりに違いない。
(怒)何の反省も見えない、今度は買占め。永久に復帰は認めない。

(引用ここまで)

エビだけに水が必要なのでしょう。井戸を掘れ、井戸を!!(怒)

まやかし香山(マヤカシカヤマ)

勝つまで待つか(カツマデマツカ)。
お粗末さまでした(^o^)
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