自衛隊は女性も国土も、民主主義さえ守らない

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さすがにどの局もトップニュースか。防衛局長の失言問題。これはヒドイ。誰が聞いても暴言です(-_-メ)
しかし抱えている問題は大きい。沖縄のみならず日本の問題を全て象徴したような、ある意味でスケールの大きい暴言といえます。

(引用はじめ)
政治 「犯す前に言うか」田中防衛局長 辺野古評価書提出めぐり(琉球新報)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-184598-storytopic-3.html
 沖縄防衛局の田中聡局長は28日夜、報道陣との非公式の懇談会の席で、米軍普天間飛行場代替施設建設の環境影響評価(アセスメント)の「評価書」の年内提出について、一川保夫防衛相が「年内に提出できる準備をしている」との表現にとどめ、年内提出実施の明言を避けていることはなぜか、と問われたことに対し「これから犯しますよと言いますか」と述べ、年内提出の方針はあるものの、沖縄側の感情に配慮しているとの考えを示した。
 県などが普天間飛行場の「県外移設」を強く求め、県議会で評価書提出断念を求める決議が全会一致で可決された中、県民、女性をさげすみ、人権感覚を欠いた防衛局長の問題発言に反発の声が上がりそうだ。
 田中局長は那覇市の居酒屋で、防衛局が呼び掛けた報道陣との懇談会を開いた。報道陣は県内外の約10社が参加した。
 評価書の提出時期について、一川氏の発言が明確でないことについて質問が出たとき、「これから犯す前に犯しますよと言いますか」と発言した。
 懇談会終了後、沖縄防衛局は、琉球新報の取材に対し「発言の有無は否定せざるを得ない」と述べた。
 沖縄の米軍基地問題に関連し、女性をさげすむ発言は過去にも問題となった。
 1995年9月に起きた少女乱暴事件後の同年11月、リチャード・マッキー米太平洋軍司令官(海軍大将)が同事件をめぐり、「全くばかげている。私が何度も言っているように、彼らは車を借りる金で女が買えた」と発言し、更迭された。
 田中局長は1961年生まれ。大阪大学法学部卒。84年旧防衛施設庁入庁。那覇防衛施設局施設部施設企画課長、大臣官房広報課長、地方協力局企画課長などを経て8月15日に、沖縄防衛局長に就いた。
 田中局長は非公式の懇談の席で発言したが、琉球新報社は発言内容を報じる公共性、公益性があると判断した。

(引用ここまで)

まず注目すべきは記事中の「田中局長は非公式の懇談の席で発言したが、琉球新報社は発言内容を報じる公共性、公益性があると判断した」の部分。
オフレコ懇談での発言だったのですが、琉球新報はあえてこの暴言を報道したのですね。議論はあるでしょうが雪どけ水はこの姿勢を支持します。琉球新報GJでした(^^♪

そして発言部分の「これから犯す前に犯しますよと言いますか」です。これはヒドイ。女性蔑視。沖縄蔑視。そして情報隠し。
変な言い方ですが、いちおう田中局長は基地建設が沖縄に対するレイプの意味を持つことを知っているのですな。そういう意味では正直な人です(^_^;)
しかしながら、レイプと同じだからやめましょう…じゃなくて、上手くやらなくちゃ…と言ったのだから困ったものです。基地に限らず自衛隊の規律全体を疑わせます。
これだけでも更迭を含めて厳しい処分は当然と思いますが、しかし田中局長発言の本当の問題はむしろ別なところにあるのです(@_@;)

つくづく官僚の悪だくみは恐ろしい。原発にせよ基地にせよ、この国は官僚が牛耳って、しかも悪い方向へと国を動かしてきたことがハッキリと分かる、もう一つの暴言です…。

(引用はじめ)
「(辺野古評価書提出をめぐり)これから犯す前に、犯しますよと言いますか」by・沖縄防衛局・田中聡局長(この発言の中で重大な発言をしています。読んでみてください!)(おーい、とらちゃん出番だよ)
http://toracyan53.blog60.fc2.com/blog-entry-1816.html
■時事通信(2011/11/29-13:13)
田中沖縄防衛局長の発言要旨
防衛省の田中聡沖縄防衛局長が28日夜、記者団との非公式懇談で発言した要旨は次の通り。
 -防衛相は環境影響評価書を『年内に提出する』ではなく『年内提出の準備を進めている』とあいまいに言っているのはなぜか。
(女性を)犯すときに、『これから犯しますよ』と言うか。
 -沖縄は66年前の戦争で軍がいたのに被害を受けた。
400年前の薩摩藩の侵攻のときは、琉球に軍がいなかったから攻められた。『基地のない、平和な島』はあり得ない。沖縄が弱いからだ。政治家は分からないが、(防衛省の)審議官級の間では、来年夏までに米軍普天間飛行場の移設問題で具体的進展がなければ辺野古移設はやめる話になっている。普天間は、何もなかったかのようにそのまま残る。

  政治家は分からないが、
  (防衛省の)審議官級の間では、
  来年夏までに米軍普天間飛行場の
  移設問題で具体的進展がなければ
  辺野古移設はやめる話になっている。
  普天間は、何もなかったかのようにそのまま残る。


   普天間移設が無くなったら普天間基地が恒久化する
   そんな重大な話をしているのですが、。。。

   みずほタン!
   追及するのはセクハラ発言よりも、
   こっちだと思うよ!

(引用ここまで 太字は引用者)

お、お、お、恐ろしい…( (((@_@;)
大事なので繰り返します「政治家は分からないが、(防衛省の)審議官級の間では、来年夏までに米軍普天間飛行場の移設問題で具体的進展がなければ辺野古移設はやめる話になっている」です。
政治家が「分からない」うちに、こんな重大で非人道的な決定を官僚が一方的に進めている。しかも平気でそれを口にして政治家を貶める…。
むろん一部の政治家は「分かっている」のでしょう。積極的にアメリカと防衛官僚の意を受けて、望みどおりに行動する一部の議員たちには…です。
曲がりなりにも日本人でしょ。日本の立場をアメリカに向けて説明するのが仕事でないのかな?何で積極的にアメリカの意を汲むのか。フザケタ話だよ、まったく(-_-メ)

むろんオフレコ懇談だから、記事が間違っている可能性もあります。
ですが結局のところはこういう話です。痛みを感じるのは沖縄の人たちだけ。例えどういう結果が出ようとも官僚は痛くもかゆくもないようです(-_-メ)
↓↓↓
きっこ(@kikko_no_blog)on Twitter
http://twitter.com/#!/kikko_no_blog/status/141369811870547968
沖縄防衛局長の「これから犯す前に犯しますよと言いますか」発言が事実であっても事実でなくても、沖縄防衛局がアメリカの手先となって辺野古や高江の人たちの心を犯し続けて来たことは事実だ。


沖縄防衛局だけではありません。一部を除けば与党も基地推進、野党も基地推進。マスメディアも基本的には基地推進の立場です。
今回の更迭劇は、もし失言だけに問題がとどまり、基地問題にメスが入らなければ「犯す前に『犯す』と失言した」ことだけの更迭劇になるでしょう。
問題は「犯すと失言した」ことではなく、いままさに「犯そうとしている」あるいは「犯す」ことなのです。
今は騒いでいる政治家やマスメディアが、都合のいいことだけは威勢良く発言して、都合が悪くなると一斉に沈黙することだけは決して許してはなりません。

〈おまけ〉おめでたいニュース
↓↓↓
「世界の100人」に社民・福島氏!?米誌「反原発活動で評価」米英独仏大統領とともに…(産経新聞)
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1129/san_111129_9488201779.html

日本人政治家としては初だそうです。「社民・福島氏!?」の「!?」に産経新聞の困惑が見て取れますな。サンケイざまぁ~~~(^O^)/

犯す顔(オカスカオ)

田中局長が中途半端にイケメンなのが腹立ちますな(;一_一)
お粗末さまでした(^o^)
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テーマ : 沖縄米軍基地問題 - ジャンル : 政治・経済