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オレサマ「みんなの党」

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散る桜 残る桜も 散る桜…元歌は紅葉ですが(^^)

ネタがないので「みんなの党」を叩いて誤魔化すことにします。「みんなの党」も宣伝になって嬉かろうて(^_^)
元ネタは毎日jpからの引用。引用文を読むときに気を付けてほしいのは、江田憲司という男はもっともらしく中身ありげに話せる人間だということ。
よくよく発言を精査すれば支離滅裂、思い付きの口先野郎だということがすぐ露見するのですが、たかが新聞記事をそこまで気を付けて読む人もあまりいません。
しかし新聞記者というのは言葉の裏を読むのが仕事なんですがねぇ…。『毎日新聞』の場合、論説委員まで一緒になって騙されているのだから…。
テーマは普天間基地「移設」問題について。本当なら返還問題であったはずなのですが。

(引用はじめ)
ニュース争論:みんなの党は本物か?(2)田中秀征氏/江田憲司氏
http://mainichi.jp/select/opinion/souron/
江田 普天間基地の返還は、ご承知のように、私が橋本総理の指示を受けて動いて合意したものです。特に移設先の工法、最近急浮上した「杭打ち桟橋方式」は、当時私が立案したものです。だから突然、この案に回帰してきたことに少しびっくりしていますが、さはさりながら、鳩山首相や閣僚がここまでパンドラの箱を開けてガラス細工をひっくり返してしまった以上、じゃあ「それではまた県内で」といったって、それはある程度、冷却期間をおかなければ、誰が後任になっても難しいですよ。
 ただ一つ言いたいことは、仮に普天間を県外に移設するという時には、日本政府がオバマ政権に対し、オバマ大統領が海兵隊をちゃんと抑えられる、具体的な材料をきちんと与えてやらないといけない、ということです。橋本政権でなぜ普天間基地の返還が実現できたかというと、サンタモニカでの初の首脳会談で、外務官僚等の猛反対を押し切って、橋本首相がクリントン大統領に「普天間返還」を持ち出したからです。クリントン大統領もさるもので、その3日後にぺリー国防長官に検討を指示した。ペリーさんというのは沖縄の従軍経験があって、その実情にも詳しかったので、彼が海兵隊を抑えてくれた。駐日大使にもモンデールさんという大統領とも直接話せる大物がいて、こういう首脳レベルの連係プレーで実現したのです。
 ふりかえって、今はじゃあそういう外交をやっているかというと、やってない、まったく。もっと言いたいのは、今、オバマ政権に無理難題を言って、いったん合意した案を変更できるような状況ではないんですね。アフガンもあり、イラクもあり、大統領として海兵隊に大変な苦労をかけている中ですから。じゃあ、どうすればいいんだとよく聞かれるのですが、私なら、オバマ大統領が海兵隊を説得する、軍を説得する材料を与える。例えばアフガン協力なら、現地の警察力強化、治安維持に日本がさらに協力するとか、資金的協力をもっとするとか。オバマ大統領が核軍縮とか核不拡散の問題を本気で国際的に進めるのなら、日本がそのパートナーとしてもっと実質的な球を与えてやるとかね。
 要はオバマが海兵隊を抑えて「いやいや、いったん合意したけれども、これだけ日本が困っているから、これだけ日本も協力してくれているから、じゃあ移設先を再検討しよう」とか、こういう、外交というのは駆け引きというかバーゲニングなんですよ、もっと大きなパッケージの中でディールしなければならない。それがまったく出来ていない。とにかく「ゴミ処理施設をどこかに移しましょう」レベルのことしかやっていないというのは情けない限りです。

(引用ここまで)

おうおうおう、よく聞いとけよ、共産党。ただ言うだけじゃダメなんだからな(-_-メ)

ま、しかしここで批判されるべきは「みんなの党」幹事長・江田憲司。この雪どけ水が一刀の下で斬り捨ててくれる ザクッ( 一_一)メ**(+_+ )ギャー
で、一言。「オバマの苦労を理解して、なぜ沖縄の苦衷を理解しない」です。だいたいイラクもアフガンもアメリカが始めた戦争でしょう。
何故アメリカの戦争に巻き込まれ、基地で苦悩する沖縄の声が届かないのか、何処を向いて政治をしている人間かよく分かるインタビューです。
それでもここまで威勢のいい物言いをしているのだから、民主党の代わりに対米交渉でもしてくれるのかといえば、これは全くそうではありません。
これは駆け引きの難しさを知っているということを自慢しているだけ。あるいは交渉が難しいことの慨嘆。
もしくは脅迫です。本土にこれほどの迷惑がかかるのですよ…それでも返還を主張しますか…とね。
「自分たちが解決する」という言い回しは慎重に避けています。その結果、取引材料に提供する政策の中身がかなりタカ派的です。どさくさまぎれの焼け太りでしょう。
大体この問題の発端は橋本政権なのに、何故秘書官だった江田氏が自慢話をするのか。まあ言質を取られない賢さも政治には必要ですが、所詮それは三流政治家の賢さ(^^♪

結局のところ江田氏の本音は、厄介な沖縄県民の反発には蓋をして見えないようにしたいということでしょう。
沖縄のことなど他人事と思っている人にも考えてもらいたいところです。こういう風に政治家が都合の悪い問題を隠し始めたらどうなるか(@_@;)
貧困に手を付けると厄介な問題が巻き起こるからやめておこう。薬害に手を付けると厄介な問題が起こるからやめておこう。
ついには為政者が都合の良いままに問題を設定して、勝手な政治を行う国になり下がってしまいます。
上手くいかなくても問題には手を付けなくてはなりません、それが民主政治です。それをしないからこそ、今の日本は官主政治なのです。

もう一点「みんなの党」は国家主義的要素が薄いと誤解する人が多いようです(@_@;)
たしかに「たちあがれ日本」や「日本創新党」に比べれば、その傾向が薄いようにも見受けられますが、どうでしょう…(?_?)
「みんなの党」という党名はYahooの「みんなの政治」をイメージする部分があります。多分ネット右翼などの存在も意識してつけた党名と思われます。
今はそういう面を隠していますが、情勢によっては国家主義の牙をむき出しにする可能性も小さくありません。新自由主義と新保守主義の相性が良いことも傍証になるでしょう。

いつまでも 田植え終わらぬ 五月寒

PHPの元社長を擁立するとか。所詮は松下亜流だな。
お粗末さまでした(^o^)
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テーマ : 沖縄米軍基地問題 - ジャンル : 政治・経済

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 5月も半ばとなり、無能無責任な宦官ジミンが政争の具としたため、いよいよ普天間基地の移設問題が熱を帯びてきた!    どうしても 鳩山政権を打倒して安保マフィアの歓心を買いたい売国新聞惨経 は、14日の 便所の落書き において、  ・普天間の移設先は辺野古沖