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生臭くない政治の話

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去る8月19日に長野県軽井沢町の鳩山家別荘で行われた「小・鳩研修会」。驚いたのは出席者の中に、本来なら首相を支えるべき菅グループのメンバーが複数含まれていたこと。
リベラル色の強い菅グループの中には、仙石・前原グループに牛耳られたような現政権のあり方に不満を持つ議員が多いこと、これまで報道等でも指摘されてきました。
それを裏付けた感がある「小・鳩研修会」です。すでに菅首相の求心力低下は覆うべくもありません…(@_@;)

でも生臭い話はここまで。今日はさっき仕入れたばかりの知識を知ったかぶりして披露することにします(^^ゞ
仏教には「八福田」というものがあって、特に功徳を積むことができる8つの行いがあるそうです。
これは個人の行いであることが前提ですが、政治の有り方としても参考になる点が多いと思えたので紹介します( ^^) 人 ナムー

8つの中、第一番目が「広路義井」です。広い道路を作って、そこに無料で使える井戸を掘ること。旅人にとって安全に飲める水はありがたい存在です。
第二番目が「建造橋梁」です。これは字を見たままです。橋を建設すること。
第三番目が「治平険隘」狭い道・険しい道を平らにすること、あるいは直すこと。
以上1から3までが交通に関することです(^^)
第四番目が「孝養父母」見ての通り両親に尽くすことですが、これは高齢者福祉に該当するかも。
第五番目が「恭敬三宝」仏教を敬えということです、出典を考えれば当然でしょう。8つのうちの5番目ですから慎ましいものです。これは教育の充実に該当するでしょう。
故竹下登首相が主唱した「三宝会」とかいうマスコミ界の秘密結社とは関係が…もちろんありません(^^ゞ
第六番目が「給事病人」病人の看護です。政治に応用すれば医療福祉の充実ということになります。
第七番目が「救済貧窮」です。「貧窮」は「びんぐう」と読むそうです。貧困対策、やっぱり昔から大事だったんですね(^_^;)
第八番目、最後になります「設無遮会」読みは「せつむしゃえ」です。遮るもの無い会を設け、生きとし生けるもの全てに施す。施しよりは「無遮」の方が大切な概念のようです。
カーストや国境を越えた、平和や平等に深く関連する集い。人間であることにもこだわらず環境とも深く関連してきます。やや観念的ですが単なるバラマキとは違います(^^ゞ

以上8つのうち、土木関連が3つで、福祉関連が5つ。バランスがいいですね。戦争に勝つとか泥棒を捕まえるという項目は有りません。
施しによって疎外や貧困を乗り越える。そうすれば治安も良くなるのだ…そういう考えなのではないでしょうか(^^♪
上記8つは、あくまでも仏道修行の方法であって、政治と関連する話ではないのですが、政治がこうしても悪い道理はないでしょう。
仏教では病人に対する施しを、仏へのそれと同等に大切にするとか。たまには古典に学ぶことも大事です。参考までにぜひどうぞ(^^)

鳩・菅、参加とは(ハトカンサンカトハ)

ちなみに「福田」の読みは「ふくでん」です。アナタとは違うんです(+_+)
お粗末さまでした(^o^)
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テーマ : 医療と行政 - ジャンル : 政治・経済

コメント

サラリーマン・・・総理大臣

勤労感謝・・・勤老棺車・・・勤牢菅捨

不器用さんへ

金弄歓捨…財テクで労働者はポイ捨て(>_<)

確かに

「勤老棺車」元ネタは、
昔、朝日新聞の4コマ漫画「フジ三太郎」で連載されたネタでした。
内容は、サラリーマンは、「勤労感謝」ではなく、「勤老棺車」という
悲しいネタでした・・。

しかし今は、「金弄歓捨」なんですね。

不器用さんへ

過労死寸前の正社員か、不安定な派遣か…ウ○コ味のカレーか、カレー味の○ン○かという雨宮処凛さんのジョークもありました(T_T)
いずれにせよ悲しい話です。

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