またまたマズイ状況になってきた！？

民主党代表選は早くも「勝利宣言」をしたブログと「敗北宣言」をしたブログが出ました。気の早い話ですが、その心情は分かります(^_^;)
ま、正直言って雪どけ水もブログを更新するのがかなり気鬱です。
もういい加減投げ出してしまおうかと思うほどですが、ブログは投げ出せてもリアルな生活は投げ出せません。
代表選の行方次第では、今後襲ってくるであろう菅恐慌に対抗する砦として、こんな弱小ブログでも何とか残していかなくては…考えてみれば後ろ向きな動機ですが…(^_^;)
あ、でも、昨日更新を休んだのは純粋に仕事の都合です。念のため。

菅（現時点では候補）の政策がブレア英国元首相のそれと近似しているのは、これまで何度も指摘した通りです。
民主党代表選を経て、菅候補のブレアイズムへの傾斜はますます強くなる傾向があります。
同じくブレアイズムに傾倒する小沢候補が、代表選の深化に従ってブレアイズムからの脱却を図ったのとは好対照（でも、ちょっと遅かったな…(^_^;）
ちなみに日本でいち早くブレアイズムを取り入れた政治家は故・橋本龍太郎元首相。
菅候補は橋本内閣の閣僚でしたから、菅候補のブレアイズムへの親和性は橋本元首相からの影響も大きいでしょう。
そのブレアイズムの本質は、移民を引き寄せるための（形だけの）セーフティネットの構築と、そして移民からの搾取です。
そして移民からの抵抗は全てテロと一方的に決めつけたうえで、力で押さえつけるための米国との同盟強化。ま、他国のことですから、あえて何も言いませんよ(-_-)
ブレアイズムはイギリスでは一定の成果（そう言えれば）を挙げましたが、日本には幸か不幸か移民はいませんでした。橋本内閣の末路は周知の通り。
ただしその後、搾取の対象を国内の低所得者層に絞った小泉純一郎内閣が発足したことも又周知の通り。こちらはブッシュイズムというべきですね(^^♪

菅候補は橋本元首相より多少は目端の利く人間ですから、橋本内閣のような形での「恐慌」は防ぐようにするでしょう。
代わりに来るのは、それとも分からぬうちに、じわじわと雇用・賃金体系が悪化していく「スローパニック」。意訳すれば「穏やかな恐慌」とでもなるのかな(?_?)
非正規雇用を増やして、形だけの「雇用先」を増やし、しかも正社員を非正規に転換することである種の「平等化」を図るということ。
いくら生き辛くても統計上の数字は「平等」です。それが日本のブレア・菅直人の政策…。
それが何年続くのか…もっともマーケットの興奮というのは長時間続かないものですから、菅政権もそれほど長く続かないとは思います。
しかし、ともかく「スローパニック」を生き延びる工夫を各人で見つけなければならない時代が来ると思います。でも、別に予言者とかじゃないから断言はしませんよ(^^♪

あ、あと、もう一つ言うべきこと(-_-メ)
菅支持派のブログで「菅首相は、本当は普天間基地の県外移設に熱心なのだが、鳩山前首相の結んだ『共同宣言』があるから強くは出られないのだ」そう指摘する人がいます。
もし、万が一にでも、そういう気持ちがあるのだったら、直接的な責任者である外相・防衛相（と沖縄相）は再任されなかったことでしょう。
実際には、これらの人々が率いる派閥から支持を受けて（現在も受けて）首相就任したのです。
ま、前記のような世迷いごとを信じる人は、さすがに極少数派のようですが、戯言が目に余ったので書いておきます(^o^)

庇うバカ(ｶﾊﾞｳﾊﾞｶ)

ネオリベ余裕だな（皮肉）
お粗末さまでした(^o^)