菅直人って、つまり近衛文麿か

菅直人・民主党政権がいよいよ武器輸出解禁の本格的な検討に乗り出しました。
内閣での取りまとめ役が前原外相と北沢防衛相で、党内の(事実上の)まとめ役が長島昭久氏とか。いずれ劣らぬ実力派妖怪…(@_@;)
北沢防衛相が口火を切った時、菅総理は「武器輸出三原則」は変えない旨を表明しましたが肝心な防衛相への譴責は無し。この日が来るのは分かり切っていました。
マスコミにもウソをついたわけね。いや、国民だって気付いていましたよ、もちろん(^^)
これで思い出したエピソード一つ。菅総理が高杉晋作を尊敬している話は有名ですが、もう一人、日露戦争における実務上の指揮官・児玉源太郎氏も大変尊敬していること。
なにせ息子に源太郎と名前を付けたほどですからね(^_^;)
単なる司馬遼太郎好きといえないこともないですが、竜馬(商人)でなくて晋作(武人)、秋山兄弟(軍人にして文人)ではなく児玉源太郎(生粋の軍人)。
菅総理の軍事優先主義が滲み出ています。少なくとも親和性があるとは言えます。泉下の司馬遼太郎も『坂の上の雲』を書いたことを心から後悔していることでしょう…。
で、ここまでは前フリ。不器用さんからコメント欄で知らせてもらった内容『情報流通促進計画byヤメ記者弁護士』さまから引用です。
(引用はじめ)
もんじゅの落下物つり上げ不能事故が大きく報道されないのはなぜ?~廃炉も視野の規模?!
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/fc5f01b2e4c0b3cde22bfff6bb75757f
例によって、電力会社の問題をマスメディアは大きく取り上げようとしない。高速増殖炉もんじゅの原子炉容器内に部品が落下して引き上げができない件のことだ。地元の福井新聞によると【日本原子力研究開発機構は13日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、8月に原子炉容器内に落下した炉内中継装置の取り出し作業を再開したが、つり上げている途中で荷重が異常値を示して警報が鳴り、作業を再び中断したと発表した。円筒形の同装置の一部が、原子炉容器の上ぶた付近で引っ掛かるためとみられる。再開のめどは立っておらず、回収が長期化する可能性もある】という。
当初、簡単につり上げられるという見方もあったが、事態は深刻なようだ。落下した際に装置が変形し、ひっかかっているようだ。もし、そうだとすると、装置を分解して取り出すほかないが、そのようなことが可能なのだろうか?
原子炉容器内は、液体化した金属ナトリウムで満たされており、金属ナトリウムは不透明であり、内部の目視はできない。
金属ナトリウムは水や酸素に触れると高温を放って激しく酸化されるため、新たに外部から切断装置などを入れることすら困難なのではないだろうか?
つまり、金属ナトリウムを冷却材として利用することの問題点が明確になった事故、この方式による発電が危険で実用化に向かないことを暴露した事故…ではないだろうか?(略)
(引用ここまで)
残念ながら技術的な話はさっぱりワカラン(科学オンチ)。
ただ、原子力発電が核開発技術と密接であることを思えば、強引な原子力開発から予想して、日本の核保有がもうすぐなのかな…という気もします。
なにせ、あれほど華麗に「武器輸出三原則」をスルーした政権です。「非核三原則」だって華麗にスルーするだろうこと何の不思議もありません。
「国民には不本意とする向きもあろうが、中国の軍事拡大路線を思えば抑止力を目的とした核保有はむしろ平和国家日本の国益にかなう」とかなんとか…(@_@;)
ウソ八〇〇〇〇〇〇大新聞が、そのとき書くだろう社説の文言まで目に浮かびます。
で、これを書いている最中に菅内閣がアフガニスタンに自衛隊派遣を検討中とのニュースが飛び込んできました。
当のアメリカが軍事行動を強化するという、その傍らでヌケヌケと「復興支援」を謳うのですから…もう、本気でウソをつく必要もないということでしょう(_ _)
さすがです。まさに一望千里の広野を行くごとし。卓抜した指導力とリーダシップを保持する菅内閣の目前に「不可能」の文字は要りません。
さすがです。支持者の皆さまも今日は勝利の美酒を心から堪能し尽くしたことでしょう(^^)
尖閣に 始まる戦火 棺な音
ニッポンマンセー!!\(^o^)/
お粗末さまでした(^o^)
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