内閣がどさくさ紛れに武器輸出解禁！！(＠_＠;)

上関で、高江で、民主的な抗議行動に容赦ない暴圧を加え、タカ派の本性を丸出しにする菅内閣。
すでに堪忍袋の緒が切れまくりですが、当の本人らはまだまだ血で手を染め足りない様子。
小沢「処分」問題や中東政変すらも煙幕にして、今度は武器輸出の解禁です(-_-メ)
引用記事は二つ。どちらも政府系報道機関大手の『毎日新聞』より。

（引用はじめ）
海自プロペラ：米に売却　武器輸出三原則「抵触せず」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110222k0000m010073000c.html
　政府は、米軍がアフガニスタン空軍に供与する輸送機のプロペラに使うため、海上自衛隊の救難飛行艇の中古の羽根を米国に売却する方針を固めた。旧支配勢力タリバンの掃討作戦が続くアフガン支援の一環。米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の県内移設に進展が見えないなか、米国が重視するアフガンに「間接支援」することで、同盟関係への配慮を示す。羽根がＹＳ１１など民間機でも使われていることから、武器輸出三原則には抵触しないと判断した。【坂口裕彦】

防衛相：プロペラ売却を正式表明　アフガン復興支援で
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110223k0000m010010000c.html
　北沢俊美防衛相は２２日の記者会見で、アフガニスタン復興支援の一環として、米国に海上自衛隊の救難飛行艇ＵＳ１Ａの中古プロペラ２０台を売却すると正式表明した。米軍がアフガン空軍に供与するＣ２７輸送機のプロペラとして活用する。売却額は１４０万円。北沢氏は「アフガン復興支援や日米防衛協力の重要性の観点から提供を決めた」と述べた。
（引用ここまで）

最初の報道では5機程度と言われていたはずなのに、一気に20機まで増えました。この不景気に軍需産業だけは天井知らずの好景気です。
言い訳が振っています。「羽根がＹＳ１１など民間機でも使われていることから、武器輸出三原則には抵触しない」とか。軍事目的で使われるなら…それは武器に決まっています。
ミサイルだって宇宙開発に使うじゃねぇか。何でもありってか(^^♪
もともと武器輸出解禁の動きは「防衛大綱」に方針を明記するつもりで党内の反発が強くしかも世論の賛意も得られず先送りとなったものでした。
それが重大ニュースの陰に隠れる形でこっそり解禁です。いや武器輸出禁止は長年の国是。その変更こそ重大ニュースでしょう(-_-メ)

しかも輸出先はアフガニスタン空軍であり、アフガンで展開している米軍が相手です。復興支援などと銘打っていますが事実上の軍事支援(＠_＠;)
露骨なアメリカ追随です。腹立たしいことに「米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の県内移設に進展が見えないなか（中略）同盟関係への配慮を示す」とかほざいています。
反対意見をブルドーザーで押しつぶすようなことをしておいて、なおまだ配慮が足りないのでしょうか？国民への配慮はしなくてよいのでしょうか？日本の政府でしたよね(^^ゞ
ねぇ仙谷さん。軍隊や警察は「暴力装置」なんでしたよね。こういう動きこそ厳しく統制するべきなんですよね。ねぇ仙谷さん…あれ？どっかに消えちゃった。

煙幕は　歌舞伎役者の　武器輸出

国是の対価１４０万円(T_T)
お粗末さまでした(^o^)