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小沢派、こうすりゃ勝てていた。

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菅総理はこの期に及んでも必死で延命を図っていますが難しいでしょう。ウソでもペテンでも一度「退陣」を口にしてしまったら総理の座は持ちません。
菅総理の辞任は早ければ今月中。遅くとも8月までは持たないでしょう。辞める時はスパッと辞めれば印象がいいものを何故こんなマズイ対応をしたのか(*_*)

(引用はじめ)
民主代議士会での首相発言全文(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011060200635
2日の民主党代議士会での菅直人首相の発言は次の通り。

 代議士会にもっと頻繁に出て、皆さんの声を直接聞くべきだったが、この間それが果たせなかったことをおわびしたい。東日本大震災の中、野党から私に対し内閣不信任決議案が提出された。私に不十分なところがあったことが、こういう中でも不信任案を出すということにつながったと受け止めていて、私の不十分さについて大変ご迷惑を掛けることを、改めておわびしたい。
 今私たちが置かれた状況は言うまでもない。何としても3月11日に発生した大震災に対し復旧・復興の道筋を付けること、福島第1原発事故に対し一日も早い収束を図ること、そのことに全ての力を傾注しなければならない。この間、政務三役の皆さんはもちろん、全てのわが党国会議員、友党国会議員、野党の国会議員も含め、それぞれの立場で全力を挙げ、この課題に取り組んできたと受け止めている。
 被災者の皆さんからは、まだまだ遅い、不十分、なぜこんなことになるのかと厳しい指摘もたくさんいただいている。私の指導力、考え方、不十分だった部分も多々ある。しかし同時に、政治家だけでなく、国家公務員、地方公務員、いろいろな皆さんが全力でこの問題に取り組んでいることはお互い確認できるのではないか。わが党国会議員が全力を挙げて取り組んでいることも確認できると思っている。
 そういった中、今回野党から不信任案が提出されることになった。私は皆さんの前で三つのことを目標として行動していくことを申し上げたい。
 一つは言うまでもなく、大震災、原発事故は継続中だし、復旧・復興もこれからより本格化する。全身全霊、最大限の努力をする。当然のことだが、このことをまず国民の皆さんに改めて約束する。二つ目はこの民主党を決して壊さない、壊してはならない、そういう根本に立って行動することを約束したい。三つ目に、今のわが党中心の政権を自民党に戻すことのないようしっかりと対応していく。この三つのことを行動の基本に置いて進めていくことを皆さんの前で約束する。
 そしてこれからの復旧・復興の中で、野党から「お前が首相では物事が進まないので、その地位を外れろ」と強い指摘をいただいている。総理大臣という重い立場に就いたときに最も強く感じたのは、その立場に立ってその責任をしっかり果たしていかなければならない(ということだ)。今日も感じている。
 中には、地位にしがみ付くために発言し行動しているとの厳しい批判をいただいているが、私はその地位の責任をどこまでしっかり果たしていくことができるか、全ての国家公務員、全ての党の国会議員、内閣のメンバーと一緒にどこまで責任を果たしていけるかを考えて行動してきたつもりだ。
 これまで先送りしてきた課題に取り組みたいと国会で申し上げてきたが、この大震災が生じた中で、まず最優先でこのことに取り組むことを当然のこととして取り組んできた。私として、この大震災に取り組むことが一定のめどが付いた段階で、私がやるべき一定の役割が果たせた段階で、若い世代の皆さんにいろいろな責任を引き継いでいただきたい。この大震災、原発事故に対して一定のめどが付くまでぜひとも私にその責任を果たさせていただきたい。
 そのためにも野党の不信任案に対し、民主党衆院議員の皆さんの一致団結しての否決をぜひともお願いする。民主党が壊れることなく、自民党に政権が移ることがない、そうした道筋を歩み、一定のめどが付いた段階での若い世代への引き継ぎを果たして、次の時代をその中から、ぜひとも民主党が責任を持った政党として、国民の皆さんの理解を改めて築き上げていただきたい。
 そのことが、国民が政権交代の時に期待されたこと、そして被災地の皆さんが望まれていることにつながると考えている。どうか私の心情をくみ取り、一致団結の行動で不信任案を否決していただけるよう心からお願いする。(以下略)

(引用ここまで)

よくよく読めば菅総理は結構厳しい条件を飲まされています。鳩山さんもただ単に騙されてばかりいたわけではありません(^_^;)
まず第一番に「復旧・復興もこれからより本格化する。全身全霊、最大限の努力をする。当然のことだが、このことをまず国民の皆さんに改めて約束する」復旧を一番にする約束。
当たり前だろ…と思う人もいるかもしれませんが、今後はこれで菅内閣のもとでTPPや消費税増税が進められることに対して一定の枷がかけられました(^_^)
TPP・消費税増税の両者は菅内閣の二題看板。目玉政策を封じられては菅内閣も政権運営が難しくなります。
アテにならない退陣表明より、この一文の方が菅総理には痛かったかもしれません(^^♪

第二番目に「この民主党を決して壊さない、壊してはならない、そういう根本に立って行動する」これで菅総理の側から政局を仕掛けることは許されなくなりました。
人事でも譲歩せざるを得ないでしょう。菅政権は人事と政策を封じ込められ、レイムダック化が避けられない情勢。後はせいぜいお情けの花道を模索するくらいです。

仙谷・小沢両氏へのアテ付けに「若い世代への引き継ぎ」を入れたのがせめてもの意地かもしれません。これは枝野官房長官を念頭に置いた発言だと思われます。
枝野後継は、自身の不手際を隠すという意味でも菅総理にとって都合のいい話ですが、そう簡単に話が進むかどうか。だいたい枝野氏がそれを喜んでいるのかどうか…(+_+)
なかなか難しいものですな。もっとも菅総理が早いうちから後継者に枝野氏を念頭に置いていたのはよく知られている事実です。これだけは単なる思い付きではありません。

小沢グループにとっての不幸は、この不信任劇が、原発利権隠しの大連立狙いだと一般有権者から思われたことでしょう。
もっとも、少なくとも不信任案を提出した自民・公明・たちあがれ日本の三党にその思惑があったことは事実です(@_@;)
しかし、その動きに小沢派までが乗っていたというのは単なる誤解です。詳しいことは前回の記事に書きました。
↓↓↓
不信任案提出の真の目的は「小沢切り」
http://seturibaika.blog72.fc2.com/blog-entry-541.html

小沢派と自・公・たち日の三党の間には連携などなかったのです(それはそれでどうかと思いますが…)。むしろ不定見な擦り寄りを図っていたのは菅総理の側。
それは覚えておいた方が良い事実でしょう…(^^♪

別に雪どけ水が社民党支持だから言うのではありませんが、小沢派は社民党を何とかつなぎ止める工夫を図っておくべきでした。
小沢・鳩山が組めば民主党内では多数派を握ることができますが、自民党出身の二人が組めば保守イメージがどうしても強くなります。
それで有権者から痛くもない腹を探られたというわけでしょう。有権者の多くは民主党が左派政党であることを望んでいるのです。
それを一番よく知っているのは、むしろ小沢派の方だったはず(^^♪

今回の政変劇、条件付きとはいえ総理の首を獲ったわけですから小沢派の勝利と言えます。それはまあ間違いのないことでしょう。
ですが作戦ミスを多くしたのも小沢派の方。勝った勝ったと喜んでばかりもいられません。もう一度同じミスを繰り返したら、今度は小沢一郎の首が獲られることでしょう(@_@;)
具体的には思い切った脱原発処置と新エネルギー政策を打ち出すことです。「石棺方式」の採用は情勢を見極めて慎重にお願いします。
政局の舞台は参議院に移りますが、手負いの小沢派が頼るべきは西岡参院議長ではなく森ゆう子さんと川内博史衆議院議員です。
この二人を活用しないのは本当にモッタイナイと思います(^^♪

政局は 一期一会の 茶番劇

シュートを超えるのがプロレス。
お粗末さまでした(^o^)
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テーマ : 小沢一郎 - ジャンル : 政治・経済

コメント

日本の独立

地位協定破棄だけが国会にしかできない国会の仕事である。

アメリカが65年前に日本にはめた首輪である日米地位協定を一刻も早く破棄して全世界に日本の独立自決を宣言するべきだな。そうすれば思いやり予算を全額復興資金へ回せるし、復興資金を作るため米国債を全額売り払って円高誘導して原油を大量購入することも自決自裁の独立国日本国の自由である。

小沢さんが怖いんです

テレビも官僚も野党議員も、民主党のスッカラ菅派も、お天道様をまともに見られない人たちには、小沢さんが怖いんです。
嘘ばかりついているからなんでしょう。
政策を政権交代マニフェストに回帰させるための戦いなんです。
少なくとも小沢さんは。

scottiさんへ

朝のローカルラジオニュース(新潟県内)を聞いていたら「マニフェストを守ろうとしているんが小沢派」という解説にアナウンサーがびっくりしてました。知らなかったんですね。

マニフェストへの支持が減ったわけではない。問題はだれが守ろうとしている政治家なのかが分からないということでしょう。
難しいのはそこですね(^_^;)

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