生ましめんかな、福島県

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Twitterでは毎度お世話になっていますが、ブログではお久しぶりになります。『低気温のエクスタシーbyはなゆー』さんの登場です。
悲しいような悔しいような話ですが、ネット上では結構見かける話題です。不安を感じている女性は福島県に限らず多いのでしょう。

(引用はじめ)
放射能〕福島の若い女性「自分は被曝したから結婚は諦めた」 (低気温のエクスタシーbyはなゆー)
http://alcyone.seesaa.net/article/224225595.html
岩上安身(ジャーナリスト)
https://twitter.com/#!/iwakamiyasumi/status/110159878609317888
昨夜の熊本のトークカフェ、九州でももっとも避難者の受け入れに積極的な県らしく、何人もの県外からの避難者が参加。多くは関東からの方、小さな子供のいるお母さんたち。故郷から離れているのは、福島県民だけでない。いずれ、この方々の取材も。

yukka0101 (千葉県市川市から熊本市に母子疎開中)
https://twitter.com/#!/yukka0101/status/110211396578447361
岩上さんTC:福島で取材をしていると様々なドラマがある。若い女性の話。自分は被曝しているから結婚は諦めている。それでも、こんな私を受け入れてくれるという男性が現れたら、私はきっと、そんないい人の所へ嫁ぐ事はできない。

【記事についたコメント】
http://alcyone.seesaa.net/article/224225595.html#comment
その女性が被曝によりどれ位の影響を受けてしまったのかは判らない。今後どのような影響が出るかも判らない。何かあったとして被曝の影響なのかどうかも判らない…と言われるのかもしれない。
でも、この女性のように萎縮してしまう人がいるって事は確実に放射能が撒き散らされた影響じゃないか。
『精神的な苦痛』なんて簡単な言葉で言えたものじゃない。もうどうやっても拭えない。
かける言葉が見つからない。
Posted by @dm at 2011年09月04日 19:46

(引用ここまで)

たとえ被曝が少量だとしても「可能性がある」という恐れだけで何かを断念してしまう人は多いと思います。コメントにあるように委縮だって立派な放射能の被害でしょう(>_<)
不安を抱える女性が一部の人ではないことは既に紹介しましたが、Twitterでもコメントしている女性がいました。
↓↓↓
みそ(miso0422)on Twitter
http://twitter.com/#!/miso0422/status/110297333706661888
勿論、事故初期からそう決めています。我が家は私の代で終焉です。跡取り娘なのでご先祖様に申し訳ないと思いますが。@hanayuu: 『〔放射能〕福島の若い女性「自分は被曝したから結婚は諦めた」』低気温のエクスタシーbyはなゆー|
http://alcyone.seesaa.net/article/224225595.html


でも、却下ヽ(^_^ )

そりゃ不安な気持ちが分からんではないですが、そんなバカな話があるか。被曝があろうが無かろうが、結婚し子を産むことに対し不安がない人が未だかつて居たでしょうか(^_^)
だからこそ、こういう詩があるのです。被曝の不安がなかった(?)時代でも、生命への讃歌として変わらない価値を、この詩は保ち続けてきました。
↓↓↓
生ましめんかな  

こわれたビルディングの地下室の夜だった。

原子爆弾の負傷者たちは
ローソク一本ない暗い地下室をうずめて、
いっぱいだった。

生ぐさい血の匂い、死臭。
汗くさい人いきれ、うめきごえ

その中から不思議な声がきこえて来た。
「赤ん坊が生まれる」と言うのだ。

この地獄の底のような地下室で
今、若い女が産気づいているのだ。

マッチ一本ないくらがりで、どうしたらいいのだろう
人々は自分の痛みを忘れて気づかった。

と、「私は産婆です、私が生ませましょう」
と言ったのはさっきまでうめいていた重傷者だ。

かくてくらがりの地獄の底で、新しい生命は生まれた。

かくてあかつきを待たず産婆が、血まみれのまま死んだ。

生ましめんかな 生ましめんかな 己が命捨つとも
栗原貞子 (1946/3)


女優の吉永小百合さんが原爆記念日に必ず朗読することでも有名な詩です。また、吉永さんはこの詩とともに脱原発への立場も明快にされました。
この詩は実話で、この時生まれた赤子は、この詩の主人公が自分だったことを母親から聞かされてちゃんと知っていたとも伝えられています(^_^)
生命に可能性が尽きることはない。一〇〇〇〇歩譲って赤子に不幸な結末が訪れたとしても、重傷者の産婆が最期の輝きを見せつけたように、命は只で消えることはないのです。

ちなみに親切のつもりなのか何なのか、若い女性が不安を持つと気の毒だから被曝の害をあまり声高に話さないようにしようなどと主張する人が、ネットに限らず必ず出てきます。
こういうのを俗に「寝た子を起こすな論」と言います。しかし被曝の害を隠しても(自他を含めて)差別がなくなることはありません。
差別をなくそうと思うのなら、それは個人が生まれながらに持つ尊厳と権利を改めて輝きださせる以外の方法はないのです。
それもまた原爆を体験した日本人が、経験から学びとった一つであります…(_ _)

だからこそ「生ましめんかな」いや「生ましめよ」です。あ、でも、絶対に生まなければならないわけでもありませんから、人生設計は慎重にね(^_^;)

ぐっと嫁ぐ(グツトトツグ)

したたかに、そしてしなやかに。
お粗末さまでした(^o^)
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テーマ : ほっとけない原発震災 - ジャンル : 政治・経済

コメント

ヒロシマ峠三吉原爆詩集やナガサキ被爆者語り部

生ましめんかなとともに一度は目を通しておいていただきたい著作物ですね。

通りがけ さんへ

有難いことに読むべき本が絶えることはないですね(^^ゞ

直ちに国民投票で地位協定を破棄すべし

>「普天間移設が海兵隊グアム移転の前提」というデマ(反戦な家づくりさま)
>>http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1102.html
>沖縄の海は、私たちの毎日にそのままつながっていると言うことを、直感した。

この直感はまさに正しい。
沖縄と原発事故は核武装米軍世界征服戦略という一本の線でつながっている。
核武装米軍は地位協定という日本国憲法を越える治外法権で日本国民を奴隷化して支配している。現日本政府は奴隷がしらとしてご主人米軍さまに取り入っている恥知らず幇間拝金売国奴法匪である。

地位協定を破棄すれば米軍は治外法権を失い内政干渉力を失う。そこで奴隷がしら法匪霞ヶ関官僚どもに厳命して国会で地位協定を破棄できないよう政局続きの機能停止国会を演出し続けているのである。

客観的に見れば、米国本土の国益にだけ奉仕する米軍にとっては日本本土が原発事故で核に汚染されても沖縄は原発がなく大丈夫だから沖縄米軍基地をますます機能拡大強化したいだけなのである。さらにリビア侵略が成功して巨大な原油利権を獲得できるめどが付いたアメリカは日本列島が滅んでも軍事費が捻出できるから、ますます沖縄を基地化できればあとは列島が放射能のゴミ捨て場になろうが本土の人間が皆被曝しようがそれこそ米国国益にとってはどうでもよいことなのである。

このアメリカの建国以来の野望を打ち破るには小泉以来完全に霞ヶ関拝金売国法匪が提供する利権に篭絡され破壊された国会は全く当てにならない。
ただ国民投票だけが腐敗国会を使わず地位協定を国際法上有効に破棄できる国民の正当な主権行使となる。

地位協定を破棄すれば日本に自立した内政外交が戻ってくるし、沖縄の米軍基地全返還もフィリピン同様に可能となる。

原発事故復興の財源も米軍米国向け予算を全額付け替え米国債を売却すればあまりあるほど確保できる。

直ちに地位協定を国民投票で破棄すべし。

「さようなら原発 1000万人アクション」

お晩です。

大江健三郎氏、坂本龍一氏、澤地久江氏らが呼びかけ人となって、「さようなら原発 1000万人アクション」という運動が展開されています。
19日には、東京・明治公園で集会も予定されています。
北海道にいる私はとても参加できませんが、せめて賛同の意を表したいと思い、署名させて頂きました。
宜しかったら、こちらからどうぞ(^^)→http://sayonara-nukes.org/

雪どけ水さんへ

>有難いことに読むべき本が絶えることはないですね(^^ゞ

いや、かなりの量の著作物がGHQの検閲によって失われているようですよ。

>GHQの焚書と検閲
>>http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20110817/1313548061

らすかる さんへ

> 19日には、東京・明治公園で集会も予定されています。
> 北海道にいる私はとても参加できませんが、せめて賛同の意を表したいと思い、署名させて頂きました。
> 宜しかったら、こちらからどうぞ(^^)→http://sayonara-nukes.org/

署名しました!!(^_^)

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