児玉龍彦 クロかシロか

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去る7月27日、文字通り声涙下る大演説を国会内衆議院厚生労働委員会で行い、一躍時の人に躍り出た児玉龍彦教授。
しかし最近は雲行きがアヤシイ。氏が提唱した「除染」がはかばかしい結果をもたらしていないことが主因ですが、「除染利権」のエージェントではないかという見方もチラホラ。

雪どけ水も以前こういう記事を書いたこともあり児玉龍彦教授の動向はどうしても気になります。
↓↓↓
この人を見よ!!(児玉龍彦)
http://seturibaika.blog72.fc2.com/blog-entry-589.html

当然この記事では褒めていたのですが、その後の氏には首をかしげることばかり。
果たして児玉龍彦教授は除染利権のエージェント(タヌキ?)だったのか…それとも何かの事情で転向したのか…。謎は深まるばかりです(@_@;)
そこで以前買っておいた児玉龍彦著『内部被曝の真実』(幻冬舎新書)を再読してみました。すると今までは気が付かなかった氏の別な側面が露わになってきました。
思わせぶりな書き方は本意ではないので結論から先に書けば、氏には利権めいた視点は恐らく無いでしょう。良心的な人物であること疑う余地はありません(^_^)
ただし、ある種の欠点があることも確かです。その欠点が児玉氏をして除染以外の行動(具体的には避難)という方向に目を向けさせないのです。
その欠点とは何か…を書く前に『内部被曝の真実』の解説を兼ねて目次をサラッと書き写しておきます(^_^)
↓↓↓
第一部 7・27衆議院厚生労働委員会・全発言
1 私は国に満身の怒りを表明します
2 子どもと妊婦を被爆から守れ―質疑応答

第二部 疑問と批判に答える

第三部 チェルノブイリ原発事故から甲状腺がんの発症を学ぶ―エビデンス探索20年の歴史と教訓

第四部 チェルノブイリ膀胱炎―長期のセシウム137低線量被曝の危険性

おわりに 私はなぜ国会に行ったか


『内部被曝の真実』というタイトルからしてそうですが、7・27演説も除染を主眼に説いたものではありません。氏が主に説いたのは「内部被曝」なのです。
児玉氏に対する批判で目にした幾つかに、山下俊一氏を代表とした「原子力村」の医学者たちに融和的だというのがありましたが、それが正しくないことは本書で分かります。
褒めているところももちろんあるのですが、全体としてはかなり厳しい評価を加えています。スタンスとしては是々非々というべき。学者らしい冷静さです(^^♪
もう一つに、政治家に対しては厳しいのに官僚に対して甘いという批判も見かけましたが、的確な批判とは言えないと思います。
確かに官僚に甘いのですが、政治家にも厳しくなんかない。たしかに「私は国に満身の怒りを表明します」という発言はありますが、文章化されたのを見れば叱咤激励に近い。
国会で演説した時の動画から熱血漢のイメージがありますが、どちらかといえば柔和な性格なのではないでしょうか。それはそれで問題はあるでしょうが「悪い」わけじゃない。

では何が問題なのかといえば、以下の引用部分が端的に表現しきっています。
最期の1頁に書かれた文章。おそらくこれが氏の最も訴えたいことで、にもかかわらず客観的に見て最も問題が大きい部分です(*_*)

(引用はじめ)
人が汚したものを人がきれいにできないわけがない
 福島原発の除染については、すべてはこれからである。われわれは、祖国の土壌という、先祖から預かり子どもに伝えるかけがえのない財産を汚染してしまった。
 しかし、人が汚したものなら、人がきれいにできないわけがない。
 そのために全力を尽くすのがわれわれ科学者の責任である。
 こう思って話し出したら胸がつまってしまった。もっと理性的にならねばならないと思いつつ、自分の中で、怒りと理性がぶつかって、抑えきれなくなった。
あまりに感情的になり、申し訳なく思っている。

(引用ここまで 136頁)

何と驚いたことに児玉教授が守りたいものは国民の生命ではなく「祖国の土壌」なのです。「そのために全力を尽くすのがわれわれ科学者の責任である」とまで言い切っています(@_@;)
この『内部被曝の真実』の帯書にも「国土を取り戻す戦いを始めようと誓った」と書いてありました。「誓った」という言葉がまた恐ろしい。
人より土が大事…奇異な発想と思うかもしれませんが、雪どけ水にもそういう気持ちはある。人は一代、土は永遠。教授にとっては「先祖から預かり子どもに伝えるかけがえのない財産」なのです。
それほど大事な「土壌」を原子力汚染から守りぬくための戦い…住民の健康を軽視しているつもりはないでしょうが、それよりも守りたいのは「祖国の土」なのです(@_@;)
経済学者の金子勝にもこういう傾向がありますので、二人の気が合うのも納得です。児玉・金子には共著もあります。
これでは除染にこだわらずにはいられないわけだし、避難なんてもっての外なわけだ…。

念のため言っておきますが、本人は国会で証言することをかなりためらっていたようです。出席することになったのは誰も代わりが務まらないという事情によるものでした。
その意味では児玉教授も思わぬ重荷を背負ったということが言えるでしょう。事の本質をもっともよく理解しているだろう人からのTweetをどうぞ。
↓↓↓
onodekita(@onodekita)on Twitter
http://twitter.com/#!/onodekita/status/129012305538191360
児玉先生も随分と男を下げたなぁ・・除染が無理なのは、最初からわかっているが、それでもGoogle放射能マップ、前食品に対してガンマカメラなどで連続して放射能をはかれという指摘は、全く持って正しい。その提言を生かすべきなのに、最近は除染のことだけでたたかれている。

山本太郎俳優(@yamamototaro0)on Twitter
http://twitter.com/#!/yamamototaro0/status/129049691114573824
間違いない! RT @fuuasumma: 児玉氏は自分の役割が除染だという信念をもっている。それは、長年そういう仕事をしてきた専門家故の、当然のアクション。除染を強調した児玉氏について批判するよりも、避難に関して動く人間がいない点について、考えていくべきなんじゃないかな。


児玉教授の限界と欠点を見抜きつつ、氏の内部被曝についての知見を上手に利用するのがもっともよい方法だと思います(^_^)

まだ児玉(マダコダマ)

本件を敷衍すれば、国土に対する愛着から脱原発を訴える「右から原発を考える」ムーブメントにも無理があることが分かります。ああサヨクで良かった(^_^;)
お粗末さまでした(^o^)
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テーマ : 放射能汚染 - ジャンル : 政治・経済

コメント

真っ暗闇やな~♪

ぼくもエージェントちゃいかと思いましたがそれは言い過ぎかもしれません。結果論と思われます。(^^)この頃は鶴田浩二の傷だらけの人生かもね(^^)
http://www.youtube.com/watch?v=NyCG6epl1m8

私は山下俊一氏の方を評価しています

 皆さんとは、間逆な意見の者です。「前提条件」として、「レベル7」を信じていません。どう考えてもレベル5ですよ。核爆発ではなくて、水素爆発です。爆発したのは放射能漏洩後一日経っていたので、放射線値は激減していました。現場の方が一人以外亡くなっていないのが、何よりの証拠です。そこからもう一度考えなおしませんか?実は反原発の方々ほど、アメリカに操られているというのが私の分析です。「ショック(レベル7)・ドクトリン」が進行中で、あなた方がその扇動者なのでは?冷静に怖がる山下俊一教授の教えが正しかったのです。

 山下俊一教授の名誉を回復するために、時代のヒーロー児島龍彦氏にあえて問う
 http://sirarezaru.seesaa.net/article/232271378.html

iyao さまへ

>  皆さんとは、間逆な意見の者です。「前提条件」として、「レベル7」を信じていません。どう考えてもレベル5ですよ。

山下俊一教授でさえそこまでトンデモな楽観論は述べておりません。

YAMACHAN さんへ

児玉教授はそれで自己満足に浸れても、気の毒なのは彼に付き合って除染する住民たちです。
悪意じゃないから止めようもありません(*_*)

部分否定、部分肯定ですかね

僕も、児玉教授の国会での熱弁に「その通り」だと思っていました。ただしばらくして、広瀬隆・明石昇二郎著「原発の闇を暴く」(集英社新書)を読み、その中でアイソトープ協会を「実効的な裏の原発推進人脈を生み出す団体」と批判していたのを見て???って思っていました。ただこのブログを読んでいてなるほどなって思いました。多分、この人自身は良心的な人なんだなぁと思っていますが放射線の研究している組織に属しているからどうしてもそんな考えになるのかなぁと思いました。精神科医が社会とかを専門学的に語る人がいますが。何かそういった感じもします。うまく言えなくてすいません。

まる さんへ

いや、児玉教授の評価って本当に難しいです(+_+)
ともかく教授にとって大事なのは「人」ではなく「国土」なのです。ここに尽きますね。

とても参考になる分析です

児玉教授については、最近、かなり懐疑的になっていましたが、なるほどそのとおりと思います。
ある意味、エリートなんですよね。もう少し、住民目線が欲しいところです。

科学者の立場としては

児玉教授は活動家ではない。科学者であり医者である。
医者や科学者には専門分野があります。

その立ち位置をちゃんと見極めないと、見るほうに混乱が生じると思います。

科学や医学で大切なことは、数値を正確に出すこと。
データーを隠したり、ねつ造することは、いけません。

そういう点で児玉教授ははっきりした、細かいデーターを出すべきと言ってるのは、科学者として良心的と思います。
また毒を与えないというのも、科学者として大事なことですが、食品の検査についても積極的に取り組むべきと、言っています。

徐染というのも今起こってしまったことに対して、それなりに対応しようというところ、のように思います。
避難できる人は避難した方がいいが、そういうとこが政府では何も検討されていないと言ってたじゃないですか。

被爆して、汚染している土地は、福島だけじゃないんです。年1ミリシーベルト以上を考えると、関東だって東北だって安全とは言えません。
食べ物だって、お米だって、何を食べていいのか不安になります。
児玉教授も日本全体がほとんど汚染していることは、おわかりなんじゃないでしょうか。
言えないこともたくさんあると思いますよ。
その中で、できることを提案していると考え、少しでもこちらが利用していく。


たとえば30キロのコメを短時間で測定する機械を作っていると。
ほんとにまず毎日食べる米は、安全なものを食べたい。放射能から体を守るためにはまず、汚染されていない、食物が必要なんです。
そういったものをいち早く、住民の希望を聞いて、実行に移してくれている、ところは評価してもいいのではないでしょうか。
私はそういったものは本来は国で開発して、安全な食物を食べられるように、自治体や国レベルで行っていくものだと思います。

放射能汚染の被害を最小限にするには、人任せではなく、学者が助けてくれるのではなく、自分たちがどうしたいかはっきりさせ、要望していくことも必要だと思います。

みち さんへ

> ある意味、エリートなんですよね。もう少し、住民目線が欲しいところです。

そうですね。民衆を導くという気配がハッキリと見て取れます(-_-)
ただ、代わりがいないことの方が問題なのかも。児玉氏が完璧でないのは当たり前と言えば当たり前の話です。

のぞみ さまへ

なるほど。してくれるのを待つのではなく住民の方から要望を出す。
これはいい方法ですね。一つの有りようです(^^)

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国土を受け継ぐというのは日本人なら当たり前

土地を守らないならさっさと海外に逃げたら良いだけ。

除染優先で子供を守るななんて言ってない

きちんと解釈すべき
10月25日には、もう手に負えない地域もある
土地を離れるしかない地域もあるって涙ながらに語ってる

ぶっちゃけ日本人に生まれ日本を捨てるですか?貴方の生活基盤も祖国も日本にあるんじゃないのでしょうか?

そういう人には是非海外に移住していただき国籍も変えていただきたいですね

怒りの発言 さまへ

> ぶっちゃけ日本人に生まれ日本を捨てるですか?貴方の生活基盤も祖国も日本にあるんじゃないのでしょうか?

優先的に守るべきなのは国民です。土ではない。

gannji さんへ

>  科学は有限、自然は無限だといわれているが、なぜ科学者が科学の限界、現実を冷静に認識できないのか?、自然に対する謙虚さを持てないのか?

学問が体制と結託するとこういう風になるという好例でしょう。体制とはシステムです。システムは個人の生き死になど問題にしませんから。
児玉氏のミスリードですね。責任は免れないと思います。

gannji さんへ

コメント欄は議論する場ではないので意見は基本的に雪どけ水に対してのみに限ってください。

のぞみさんは住民の側から意見を述べることを提言してるのであって、除染を勧めたのではないと思います。

のぞみ さんへ

> そして放射能の被害を最小限にするために、科学者としてやってほしいことを書きました。読んでいただけると分かると思います。

いやgannjiさんはちゃんと分かってくれたと思います(^_^)
これだけの国難ですから、ついついイライラが募って言葉も荒々しくなってしまうのはお互いにやむを得ないところです。
あえて気長にゆっくりやりましょう。(難しいけど)

国難だから…

いろいろ厳しい立場もあると思います。

でも徐染だけを言っているのではないので、やはりそこだけしか放送しない、マスコミも、おかしいと思うし、それを見て、誤解する人もいるのではないかと思います。
(1ミリシーベルト以上は非難する権利がある、国は避難させる義務がある、という言葉も放送されませんでしたよね)
TPPについてもほとんど良いことしか流されないし。
情報操作もあると思いますよ。

全く政策に反映されていないというのもあると思います。

のぞみ さんへ

> 全く政策に反映されていないというのもあると思います。

児玉教授の友人である経済学者の金子勝もそれを憂いていますね。
教授はTwitterを始めるべきだと思います。
むろんまじめな提言です(^^)

Twwitter・・・

Twwitterが見られると、便利だと思われるかもしれませんが。

他の分野と違って、医療は人の命に直接結び付くので、twwitterで情報流すのは危険だと思います。
twwitterみたいな、短い内容では正確には伝えられないですしー。治療法など、受け取る側が間違って受け取るとそれこそ大変。

それにそんな時間もないと思うしー。
教授は普段の仕事だけでも忙しいんじゃないでしょうか。
そこまで求めるのは…。

何か良い、情報網があれば良いですね。

のぞみ さんへ

> 何か良い、情報網があれば良いですね。

Twitterは無理でも何か別の方法があれば良いんですが…(^^ゞ
時間は何とか作ってほしいと思います。そこは教授に努力を求めます。

しかし「52%もどらない」ということは、48%は「やはり戻りたい」わけですよね

私は旧原町市馬場地区に幼少の頃、田舎があった者です。そして皆さんが書かれている「ご意見」の根拠となるソースをすべて今一度サーベイもしました。
その上で、簡便な結語として申し上げたいのは、ご自分でご自分を「サヨク」と称し、一連の「児玉氏や金子氏」の発言や行動を「右翼的且つエリート的な自己満足」のように軽々しく言える根拠や証左なりを、いわんや『内部被曝の』に示さず、それこそ「南相馬」にも行っていない、「『サヨク』たる雪解け水」さんの軽々しきご見解に、「怒り心頭なる境地」をこえて、「無責任さ」と「思考回路の浅はかさ」をただただ感じております。しかし、あなたの発言などはどうでもよくて、究極的に問題なのは「雪解け水」さんのようなレベルでしか今回の『原発禍』を考えることができない人が恐らくほとんどなんだろうな~ということなんですね。「想像力の欠如」と「大いなる勘違い」と「お勉強不足」の為せるわざでありましょう。
あなた方のような「重箱の隅しかつつけない輩」にお付き合いすることが非常に疲れるので、ひとつだけ「雪解け水さん」の全く頓珍漢なレトリックをご指摘したいのですが、「国民(市民)」を守ることと「土の除染を行うこと」が、田畑など耕したことの無いあなたにはわからないのでしょう...南相馬で農業を営んでいる人々の相当程度の方々が満州・樺太からの引揚者であり、戦後あの土地が国有林の原野であることを承知でなけなしの金で入植し、しかし耕やせど耕せど「石ころ」しか出ず、井戸を掘ろうとするならばいくら掘っても「水」も出ない状況を克服し、何十年もかけて、ようやっと「稲穂」が実り、「馬鈴薯」や「唐黍」や「桃などの果実」が実るまでの「土」に仕上げたのであります。それはもう、筆舌尽くせぬ苦労の連続であり、ようやっと『生きる糧を得ることに出来る場所』に仕立てた彼らの気持ちがわからんでしょう...。児玉さんも金子さんも、全部、そのことをご存知です。恐らく「雪解け水」のオツムには絶対ないであろう箴言たる「四字熟語」だと思いますが、『身土不二』という言葉がございます...つまり「『小鮒釣りし彼の川~』と歌われる国土」と「人の命」はイコールなんですよ...。
以下のURLをよくよくご覧になり、上述した事柄に関し、反駁したければ、してください。
http://monodialogos.fuji-teivo.com/archives/4377
http://monodialogos.fuji-teivo.com/archives/4646
http://www.pideo.net/video/youtube/68eb15d68faaa690/

最後...「雪解け水さんの人格」を否定せんがために、僕はこの文章を書いているつもりはございません。しかしもうすこし「視野」と「世界観」と「正確な情報を得る努力」をなさり、このブログを、よりよい「対話の場」にしていて欲しい。それだけが言いたくて、あれこれ書きました...どうぞ「矮小な人生」を送られませんように。

2011年11月20日午前1時
SAKUSAKU拝上

SAKUSAKU さまへ

コメントありがとうございますm(_ _)m

その上でなお言いますが、人は放射能には勝てません。除染をやめろとは言いませんが、女性・子供は早急に逃がすべきです。成年男性もなるべく避難させるように手配するべきです。
繰り返しますが人は放射能には勝てません。どうしても戻りたいのなら3年は待つべきです。半減期が過ぎれば多少は線量も低くなるはずですから、その後でも決して遅くはありません。

No title

神戸大 山内知也教授が、移住を主張してましたね。
ほっとすると同時に「おそい」とおもうのですが・・

ぼんのんの さまへ

> 神戸大 山内知也教授が、移住を主張してましたね。
> ほっとすると同時に「おそい」とおもうのですが・・

部分部分で頑張っている人はいるのですが全体を見渡して統括する人材が不足している。
「おそい」のは学者じゃなくて政治家の方かもしれません。

ぼんのんの さんへ

京都遷都(還幸)は大事な指摘だと思います。
仮に原発事故がなかったとしても、日本は遷都をしなければならなかったと思います。東京はもう限界ですね。福島よりも早く崩壊するかもしれない予感がします。

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No title

NYタイムズは7日、福島県などで進む除染活動について疑念を示す記事。
莫大な費用と手間をかける除染は『ホワイトエレファント(無用の長物)』と批判。試験的に行われている除染活動がすでに立ち往生している、と報じた。

生きているうちには帰れない
除染が必要な地域は、「コネティカット州ほどの広さ(NYタイムズ紙)」があり、
数千、数万の建物も含まれる。山林はすべて伐採し、表土を削り取る必要。
要する費用は莫大で、手間は計り知れない。また、除染で生じた汚染土砂を
保管する必要があるが、現在行われている試験的な除染ですら、
すでに汚染土の保管場所がなく、行き詰まりを見せているという。
NYタイムズの取材に答えた東京大学アイソトープ研究所の児玉龍彦教授は
「除染は必要」としながらも、「避難している人たちは生きているうちには
帰れないことを受け入れるべき」とコメントした。
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20111210/Itnetworks_tax_news_TDlAxWUZC.html

No title

群馬大の早川教授が訓戒処分になったのを、ご存じですか。ツイッターの内容が、問題とありましたが、今まで発言し活動してきたことへの、圧力ではないでしょうか。
(その後、一般人の早川教授への糾弾ツイートも増えているようです。)
政府に対して、批判していくというのは、とくに教授という立場で発言するのは、ネットで一般人がコメントすることとは、比較にならないくらい大変なことと、お分かりでしょうか。
小泉構造改革で、国立大学ではなく法人化されたんです。その後もっと、処分は厳しくなっていると思いますよ。その中で言っていくことは、大変です。

児玉教授にツイッターをやれだの、良く言えると思います。
また何でも、1人に責任を押し付けて、追い込んでいく、権力の尻馬に乗って、何
でも白黒つけ、レッテル張りをして攻撃する、一般人の責任は無いのでしょうか。

TVの情報が不確かなので、私はTVは一切見ませんが、講演のustや文字起こしはたくさんあります。そういったもので確かな情報を、見ていってはいかがでしょうか。
(児玉氏は震災直後に、ヨウ素が高濃度になる時期が1番危険と考え、子供だけでも避難させるように、管教授にメールしたそうですが、安全委員でもないのに何を言うと、逆に非難されたそうですよ。)

福島の人を、避難させたければ、それがほんとにやりたいなら、こんなところで、権力の尻馬に乗って、個人攻撃していないで、こういった国や地方自治体にメールを送るなり、実際に抗議の行動を起こすなりしてはいかがですか。
癒しのビデオなんか見てる場合じゃないですよ。

のぞみ さんへ

> 福島の人を、避難させたければ、それがほんとにやりたいなら、こんなところで、権力の尻馬に乗って、個人攻撃していないで、こういった国や地方自治体にメールを送るなり、実際に抗議の行動を起こすなりしてはいかがですか。

それはやってますよ。このブログは匿名を前提に運営していますが、リアルでもいちおう動いてます。
早川先生のことについては群馬大学にメールを直接送りました。

> 癒しのビデオなんか見てる場合じゃないですよ。

他人から言われる筋合いはないと釘を一本刺しておきます(^_^;)

無記名コメント さまへ

> http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20111210/Itnetworks_tax_news_TDlAxWUZC.html

除染は時間がかかることを前提に進め、それと分ける形で早急に避難を実行するべきだと思います。

ただ、コメントは記名でお願いしますm(_ _)m

No title

釘をさしておくなんてずいぶん偉そうに上から目線であすね。
他人が言う筋合いじゃないことくらい分かってますよ~。ジョークです^^。

すべて1人の人に、何でも期待することが、どれくらい、失礼なことか、お分かりでしょうから。

のぞみ さんへ

> 釘をさしておくなんてずいぶん偉そうに上から目線であすね。
> 他人が言う筋合いじゃないことくらい分かってますよ~。ジョークです^^。

あまり失礼な発言が続くようなら今後コメントの承認はしませんのであしからず。

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ぼんのんの さんへ

よろしくお願いします(^_^;)
雪どけ水も寒いのが好きですが、風邪だけは気を付けないといけませんね。

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No title

放射能対策は、
五井野正さんの方が
的確な判断をしているのに
なんで、厚生省が、
五井野正博士を、任命しなかったのか
わからない。
いずれ、厚生省も
東大も
東電も、国民の支持を失う。

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No title

はじめまして。
「人より土が大事」・・・それは別に悪くないと思います。

人が死んでもいいというわけではありませんが、もっと地球を大切にしなければいけないと思います。

現在、人間は多すぎます。そして欲望のままに、地球を汚しています。
私自身、この便利な生活から抜け出すのは難しいです。
だから、こうなってしまったのも仕方ない面もあると、思っています。

除染に意味があるかどうかもわかりませんし、人の命はもちろん守りたいですが、児玉さんの根底にある「何より地球が大事」という考えは、それはそれで、正しいのではないでしょうか。そういう方は、とても尊いのではないかと感じます。

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No title

あいかさんの考えに恐ろしく言葉を失いました。
「児玉さんの根底にある「何より地球が大事」だから、多すぎる人の命は死んでも仕方ない・・それって・・福島の人に対して言っているのですか?
そんなつもりで、児玉教授はいい加減な除染をしているというのですか。

福島に住む人の命をなんだと思っているのでしょう

人間の尊厳を否定したときから、人は「人間」でなく「鬼」に変るのだと思います

人の命の尊厳を認識できない人が
「地球が大切」と、言える事が理解できません

人間もまた、地球が産んだ命、地球の一部です。
この地球の上で、人の命も動物植物の命も等しく慈しみ合う事が、それを目指すことが、地球を大事にするという事だと思います。

久しぶりに立ち寄り、びっくりました。

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